【代表ブログ・前編】ASDの就労支援がうまくいかないケース①:怒りに振り回される「医療が必要な段階」
- 遠藤 一歩
- 5月15日
- 読了時間: 2分
こんにちは!
福島市就労支援凸です。
本日のブログも、
代表の遠藤が日々の気づきを記録したデータからお届けします。
今回は、
自閉スペクトラム症(ASD)がある方の就労支援で、
正直な「うまくいかないケース」
についてのリアルなお話です。
前編と後編に分けてお届けします。
◆ASD支援の専門性には自信がある。それでも「全員」はうまくいかない
凸は、
発達障害、特に自閉スペクトラム症(ASD)がある方の
就労支援において、専門性が高いと自負しており、
親御さんからも一定の満足感をいただいていると考えています。
しかし、正直なところ、
10人いたら10人全員が就労に結びつくわけではありません。
うまくいかないケースもあり、
そこに私たち支援側の無力さを感じることもあります。
◆うまくいかないケース第1位は「まだ医療が必要な段階」の方
うまくいかないケースの第1位は
「まだ就労する段階にはなく、
医療の措置を受けるのが第一」という方です。
自閉スペクトラム症の大きな特徴として、
「自分の興味があることはやりたいが、
やりたくないことはやらない・できない」
という点があります。
そのため、
自分にピンとこないアドバイスは、
たとえ主治医や支援員からの言葉であっても
届きづらい傾向があります。
二次障害的な症状が強く出てしまっており、
寛解から遠い状態の方は、
自分自身が症状に振り回されてしまっています。
そして、
自分が振り回されているがゆえに、
「怒り」や
「イライラ」といった感情で
周囲をも振り回してしまうことが多いです。
◆怒りで他人の尊厳を踏みにじるなら、まずは社会より「医療」へ
凸は、利用者さん、その人の尊厳を
尊重する事業所でありたいと考えています。
しかし同時に、
他の利用者さんの尊厳も守らなければなりません。
怒りやイライラで
他人の尊厳を踏みにじるような言動が
一線を越えてしまうと、
事業所としての「安心安全」を維持できなくなってしまいます。
怒りの感情に振り回され、
それを他人にぶつけてしまう状態の方は、
社会に出ない方がご本人のためにもなります。
そのまま就労しても、
受け入れた組織が大変な思いをするのは目に見えていますし、
ご本人も辛いだけです。
だからこそ、
まずは医療に繋がり、
自分に余裕を持てるようになることが最優先なのです。
>>後編では、うまくいかないケース第2位
「受動型の罠」と、支援員が陥りやすい「境界線」の問題
についてお届けします!
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