【代表ブログ】「マニュアル」か「考える力」か?私たちが個別性と「利他」を貫く理由(前編)
- 遠藤 一歩
- 6 時間前
- 読了時間: 3分
こんにちは!
福島市就労支援凸(デコ)の代表、遠藤一歩です。
このブログは、
私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
今日は、
私が20年のサラリーマン経験と
8年の経営を通して辿り着いた
「組織やチームのあり方」、
そして凸(デコ)が大切にしている
働き方の哲学についてお話ししたいと思います。
スタッフに向けた内容でもありますが、
当事者の皆さんが社会に出た時にも必ず役立つ
「先人の知恵」になればいいなぁと考えております。
◆細かく管理しない。目的と「秩序」を共有する組織
物事を成し遂げる時、
私はまず明確な「目的(点)」を定め、
そこに向かうためのマイルストーン(段階目標)と、
目の前の行動計画を精密に立てることが重要だと考えています。
しかし、
リーダーがプレイヤーの「一挙手一投足まで管理する」のは、
私の理想とする組織ではありません。
私が理想とするのは、
チーム全員が目的や戦略をしっかりと理解し、その上で
「その場その場で考えて判断し、行動する」
という裁量を持った組織です。
リーダーが決めるのは方向性と
「秩序(ルールや哲学)」であり、
そこに向かっていれば、
あとは自由に動いていい。
これが、
私が経験上「もっともうまくいく」
と確信している形です。
◆「作業をこなして評価を待つ」からの脱却
プレイヤー層(現場で働く人)は、
どうしても「目の前の作業を終えました。評価してください」
という受け身の姿勢になりがちです。
手段が目的化してしまい、
「指示されたことをやったのに褒めてくれない」
と不満を抱くこともあります。
しかし、
組織の目的を理解し、
自分で考えて動くことは、
決して「意識高い系」の特権ではなく、
物事を円滑に進め、
自分自身が楽しく働くための「知恵」なのです。
◆リーダーに求められるのは「利他」の精神
そして、
こうした自律的な組織を作る上で、
経営層やマネジメント層に絶対に欠かせないものがあります。
それが「利他」の精神です。
利他とは、
「他者を勝たせるための行動が、結果的に自分を満たす」
という考え方です。
ギブアンドテイクの「ギブ」が先にある状態ですね。
逆に、
リーダーが保身に走り、
自分の利益(利己)ばかりを優先すると、
組織は内向きになり、
生産性は著しく低下してしまいます。
私たち凸(デコ)のスタッフも、
常に「この行動は利用者さんのため(利他)になっているか?」
を振り返りながら、日々の支援に向き合っています。
後編では、
この「考えて行動する」という哲学が、
障害福祉の現場でなぜそれほどまでに重要なのか。
世の中に溢れる「マニュアル化された支援」への危機感
とともにお話しします。
(後編に続く)