【代表ブログ】「あなたの幸せは、あなたが決める」。境界線を引いて共に歩む、凸の「伴走」スタイル
- 遠藤 一歩
- 2 日前
- 読了時間: 4分
こんにちは!
福島市就労支援凸(デコ)の代表、遠藤一歩です。
このブログは、
私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
今日は、
私が最近日々の支援の中で強く感じている
「他人の問題を引き受ける」ことの危うさと、
私たちが大切にしている「伴走」の本当の意味
についてお話ししたいと思います。
◆馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない
皆さんは、
アドラー心理学を解説した大ベストセラー
『嫌われる勇気』を読んだことはありますか?
その中で、
私がとても好きな一節があります。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、
その馬に水を飲ませることはできない」という言葉です。
私たちができるのは、
水辺(環境やチャンス)に案内することまで。
実際に水を飲むか飲まないかを決めるのは、
あくまで「馬(その人自身)の問題」だという、
他人の行動と自分の行動を切り分ける
「課題の分離」の考え方です。
◆メンタルを病みやすい「期待」の罠
実は、
メンタルを病みやすい人や、
対人関係で深く傷ついてしまう人は、
この「境界線」を間違えてしまう傾向があります。
例えば、
馬を水辺に連れて行った3人の人がいたとします。
Aさん:「私が連れてきてあげたんだから、あなた水を飲みなさいよ!」と強要する。
Bさん:「せっかく連れてきてあげたのに、『ありがとう』と言わないなんておかしい!」と怒る。
Cさん:「水辺には連れてきました。飲むか飲まないかはあなたの自由です」と見守る。
この中で、
一番最初にメンタルを病んでしまうのはBさん、
次にAさんです。
Cさんは全く病みません。
なぜなら、
AさんとBさんは
「過去と他人は変えられない(コントロールできない)」
という事実を忘れ、
他人に過度な期待をしてしまっているからです。
コントロールできないものをコントロールしよう
とエネルギーを使うと、人は必ず傷ついてしまいます。
◆自己犠牲は、絶対に長続きしない
凸(デコ)が掲げているテーマの一つに、
「自分の行動は自分で決めよう」というものがあります。
これは利用者さんだけでなく、
スタッフや私自身にも言い聞かせている言葉です。
「あなたの幸せは、私が作るものではありません。
あなたが作るものです」というメッセージでもあります。
「誰かを喜ばせたい」という思いは一見美しいですが、
そのために自分に無理をさせたり、
自己犠牲を強いたりするのは不健康です。
自己犠牲の上に成り立つ関係は、
相手が「Win」で自分が「Lose」になるため、
本質的に長続きしません。
お互いが「Win-Win」であるためにも、
自分と他人の境界線(バウンダリー)を適切に引くことが重要です。
◆不完全なまま、一緒に前に進んでいく
とはいえ、
この境界線を完璧に引くのはとても難しいことです。
私もスタッフも、そして人間の誰もが不完全な存在です。
私たち支援者は医者ではないので、
精神疾患を治すことはできません。
しかし、
安心してリラックスできる居場所を作り、
知識を提供することはできます。
「あなたも不完全だし、私も不完全。
でも、それでOK(I am OK, You are OK)」
と認め合いながら、
より良い未来に向けて一緒に歩んでいく。
それが、最大7年半にわたって
自立訓練や就労移行、定着支援を行う
凸の「伴走型支援」の仕組みです。
「〇〇が整ったら、××をやろう」
と完璧を求めて立ち止まるのが、
実は一番もったいない時間の使い方です。
完璧じゃなくてもいい。
整っていなくても、
まずは一緒に手をつけてみませんか?
「一人で抱え込みすぎて疲れてしまった」
「自分のペースで伴走してくれる環境がほしい」
そんな方は、ぜひ凸(デコ)に相談に来てください。
私たちが、不完全なままのあなたを受け入れ、全力で伴走します!
◆ 福島市就労支援凸(デコ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9


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