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【代表ブログ】魚に「水」は見えない。正論で論破しない、凸(デコ)流の伴走アプローチ

遠藤 一歩
7月16日
読了時間: 3分

こんにちは!

福島市就労支援凸(デコ)の代表、

遠藤一歩です。


このブログは、私が日々の支援や運営の中で感じた

「気づき」を基に言葉にしています。


本日は、

発達障害がある方の「変化に対する怖さ」と、

私たちが支援者として大切にしている

「相手の世界観を理解する」という視点について

お話ししたいと思います。


◆「変わりたい」けど「変わりたくない」複雑な心境


私は毎日、

発達障害がある方と長い時間を過ごしています。


多くの方は「変わりたい」と口ではおっしゃるのですが、

いざ変化するチャンスが訪れると、

尻込みしてしまうケースが非常に多く見られます。


本音では

「今のルーティンや環境が崩れてしまうのが怖い」

という変化への恐れが隠れていると推察します。


そして、

そんな時に特徴的なのが、

「正常化バイアス(自分は大丈夫だという思い込み)」を基に

むしろ自分でブーストをかけて

自分を正当化してしまうことです。


◆「遅刻は不可抗力でした」という理屈


例えば、約束の時間に遅れてしまった時のことです。

ご本人は

「普段は時間を守っている」

「今回の遅刻は仕方のない不可抗力だった」

と主張されることがよくあります。


理由を聞いてみると、

「たまたまプラモデル屋さんに寄ったら珍しい商品があって、

買うか迷ってしまった」

「たまたまお店が一円玉を切らしていて、

お会計に時間がかかった」と、

偶然の積み重ねを不可抗力として語られます。


「お店に行ったのも、

買うと決めたのも自分ですよね?」

と第三者が冷静に指摘すると、

「自分は正しいのに、社会が理不尽でおかしい!」

と感情的になり、

心を閉ざしてしまうことがあります。


◆正論で「論破」しても、誰も幸せにならない


こうした自分中心の世界観は、

周囲から見ると理解しがたいものかもしれません。


5年後、10年後になってようやく

「自分が悪かったのかも」と気づく方もいらっしゃいますが、

多くの方はその場では受け入れられません。


ここで大切なのは、

支援的立場にある人間が「あなたが間違っている」と

正論で論破しようとしないことです。


たとえ論理的にねじ伏せることができたとしても、

ご本人には感情のもつれだけが残ります。


結果的に誰も幸せになりません。


良い支援者であるためには、

感情的になってぶつかるのではなく、

「正常化バイアス」バリバリのご本人を

尊重する「感情労働」が求められるのです。


◆魚に「水」は見えない。


相手の世界観の中で伴走する

これを、私はよく「魚と水」に例えます。


生まれた時から水の中にいる魚は、

水の中にいることが当たり前です。


なので

自分が水の中にいることも、

外に大気があることも想像できません。


それと同じように、

人間も自分が当たり前だと思っている

「世界観」は見えないのではないでしょうか?


私たちの支援の基本は、まず

「その人が生きている世界観」

を理解することです。


無理に水から引きずり出して

「大気」を見せるのではなく、


その水の中で、

その人が目標に向かってできること、

マッチする方法を探していく。


これこそが、私たちが大切にしている「伴走」のアプローチです。


「正論ばかり言われて苦しい」

「自分の見えている世界を理解してほしい」

という方は、

ぜひ福島市就労支援凸(デコ)にご相談ください。


あなたの「水の中」で、一緒に作戦を考えましょう!



◆ 福島市就労支援凸(デコ)

自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援


[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9



 
 
 

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