【代表ブログ】苦手を克服する「無理な目標」はもうやめよう。凸(デコ)が「強み」に注目する理由
- 遠藤 一歩
- 7月8日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
福島市就労支援凸(デコ)の代表、遠藤一歩です。
このブログは、私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
本日は、「目標の立て方」について、
最近私が現場で感じた強い違和感と、
福島市就労支援凸(デコ)が大切にしている
「自己理解」の哲学についてお話ししたいと思います。
◆「どうせ無理」から始まる目標設定の違和感
世の中には「目標」という言葉があふれていますが、
実は目標の立て方が上手な人はあまり多くないと感じています。
というのも、
「土台無理な目標(達成不可能な目標)」を立ててしまう人
が非常に多いからです。
本来、
目標というのは達成してこそ
意味があり、効果を発揮するものです。
しかし、
最初から無理な目標を立ててしまうため、
「目標=嫌なことをやらされる」
というネガティブな感覚を持ってしまう方が多くなっています。
さらには、
目標達成のための計画や行動予定を立てる時点で、すでに
「どうせ無理でしょ」
「どうせやらないでしょ」
という諦めが前提になっていることすら、
当たり前のようになっています。
これは非常にもったいないことだと思います。
◆苦手を克服することが「美しい」という呪縛
なぜ、
できもしない目標を立てて、
結局「やっぱりダメでしたね」
と振り返るようなことになってしまうのでしょうか。
その背景には、
日本独特の横並びの文化や、
「ボコ(苦手)」を埋めること、
つまり苦手を克服することが素晴らしい
とする独特の美学があるのだと思います。
大人たちがそうした
「現実を直視しない」価値観の中で生きているため、
子供たちや支援の対象者もそれに巻き込まれてしまっているのです。
最近、とても驚く出来事がありました。
自閉症のある方に対し、
その症状からくる苦手さを
「克服させよう」とする大人たちの集団に出くわしたのです。
自閉症の症状は一生なくならない特性だからこそ
医師が診断を下すのですが、
そうした特性が「なくなるように」と目標を掲げ、
できないことを指摘して本人を
ただ萎縮させている状況でした。
◆凸(デコ)は「ボコ」を埋めない。
強みに注目する 本来の目標設定とは、
現実をきちんと直視し、
「できること」と「できないこと」
を切り分け、
自分にコントロールできる範囲のことに集中して行うべきものです。
私たち「福島市就労支援凸(デコ)」は、
「福島市就労支援凹(ボコ)」ではありません。
つまり、その人が持つ
「ボコ(苦手なことや特性)」を
無理に埋めるような支援は行いません。
まずは
「自分にはこういうボコがあるんだ」と認めること。
その上で、無理な克服を目指すのではなく、
その人が持つ「凸(強み・得意なこと)」
にしっかりと注目していく。
これこそが本当の意味での自己理解であり、
私たちが目指す就労支援の形です。
これからも、
皆さんが萎縮するような「無理な目標」ではなく、
一人ひとりの「凸」を活かせる
現実的な作戦を一緒に立てていきましょう!
◆ 福島市就労支援凸(デコ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9


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