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【代表ブログ】「絶対に勝てない」を覆した経験。AI時代にこそ必要な「失敗を糧にする力」(前編)

遠藤 一歩
6月3日
読了時間: 3分

こんにちは!

福島市就労支援凸(デコ)の代表、遠藤一歩です。


このブログは、

私が日々の支援や運営の中で感じた「気づき」を基に言葉にしています。


今日は、

私がなぜ今の「凸の支援スタイル」に行き着いたのか、

そのルーツとも言える学生時代の個人的なエピソードと、

これからのAI時代に必要な「力」についてお話ししたいと思います。



◆100kg超えの先輩に、毎日ぶっ倒される日々


私は大学時代、

アメリカンフットボール部に所属していました。


当時の私は食べても太らない細身体質で、

毎日身体をぶつけ合うアメフトにおいて

「体重が軽い」というのは致命的でした。


チームには体重100kgを超え、

しかも筋肉の塊のような、

とてつもなく強烈な先輩がいました。


毎日全力でぶつかっても、

まるで大人と子供のようにぶっ倒され、

時には動物としての無力感や屈辱感を味わう日々でした。


しかし、

私は「どうせ勝てない」と思いながらも、

諦めきれませんでした。


「ワンチャン勝てるんじゃないか」

と先輩の癖を必死に観察し、

真っ正面からではなく「少し下から角度をつけてぶつかる」

という工夫を繰り返しました。


そしてある日、

微調整の末に見つけた「完璧な角度」でぶつかった瞬間、

あの絶対的な先輩を倒すことができたのです。


部内は大騒ぎになり、

私は一時的にスーパーヒーローになった気分を味わいました。


結局10回中8回は負けるのですが、

「10回中2回は勝てる」という成功体験を手に入れたのです。



◆諦めない「謎の自信」はどこから来たのか?


毎日ぶっ倒されながらも、

なぜ私は諦めずに立ち向かえたのか。


それは、私の中に「謎の自信」があったからです。


この自信は生まれつきのものではなく、

祖父母からの深い愛情によって後天的に育まれたものです。


祖父母は、

私が家の物置を秘密基地にしたり、

犬小屋をDIYで作ったりと、

自分で何かを成し遂げようとすることを決して否定しませんでした。


失敗しながらも自分で工夫して

「できた!」という小さな充足感。


これをビジネスの世界では 「IKEA(イケア)効果」と呼んだりします。


自分で組み立てた家具に特別な愛着と満足感を抱くように、

「自分で試行錯誤してやり遂げた経験」こそが、

自己肯定感という揺るぎない自信の土台になるのです。



◆AI時代に求められる「レジリエンス」


現在、私たちは生成AIを活用し、

「失敗しないための正解」

を簡単に引き出せる時代を生きています。


しかし、

どんなにAIが正解風の答えを出しても、

その前提条件を読み取り、

判断し、

実際に行動に移すのは「人間」です。


人間の認知には必ず歪みがあり、

実行する過程で必ずつまずきや失敗が生まれます。


だからこそ、これから本当に必要なのは、

失敗しないことではなく、

「失敗を糧にしてしなやかに立ち直る力(レジリエンス)」

なのです。


凸の支援でも、

この「小さな試行錯誤と成功体験(IKEA効果)」

をとても大切にしています。


後編では、

今のコスパ重視の社会の中で、

私たちがどうやって皆さんの「伴走者」になろうとしているのか

についてお話しします。

(後編に続く)

 
 
 

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