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【超危険!!??】学習性無力感 VOL.1

  • 新人ピアサポーター
  • 2021年2月26日
  • 読了時間: 4分

みなさんこんばんは!




2月も終わりですね。有意義な月にできたでしょうか。




本日は心理学のお話をさせていただこうと思います。素人の戯言と思って軽い気持ちで読んでいただけますと幸いです。




さて、みなさんは『学習性無力感』という言葉を聞いたことはありますでしょうか??




「聞いたことがない!」って方もいらっしゃると思うので、まずは学習性無力感についての解説を、そして学習性無力感がなぜ危険なのか、私の体験談を交えつつ最後にどのように対処したらよいのかを書いてみようと思います!




ということで今回のレジュメを。


1.学習性無力感とは

2.学習性無力感の危険性

3.私の体験談

4.どのように対処するべきか




1.学習性無力感とは


学習性無力感とは、1960年代に心理学者のマーティン・セリグマンをはじめとする3人の心理学者らによって発見されました。マーティン・セリグマンはアメリカ心理学会会長を務めるほどの人物でした。




マーティン・セリグマンはある実験をすることによって学習性無力感を発見しました。その実験内容はというと、少し残酷な話なのですが、セリグマンは犬を2つのグループに分けて電気ショックを与え続けました。




当然ながら、電気ショックを受けている犬は痛いので逃げようとするのですが、片方のグループの犬にだけベルトをつないでどれだけ逃げようとしても逃げられない状態にしました。




2つのグループの犬たちに一定期間このような状態を経験させたあとで、もう一度2つのグループの犬たちを、今度は軽くジャンプすれば飛び越えられるほどの低い柵に囲われた場所に移動させました。




そしてまた2つのグループに同じように電気ショックを与えました。




すると、1回目の電気ショックでベルトにつながれて逃げられない状態にさせられた犬たちは、柵をまたげば電気ショックから逃げられる状態にもかかわらず、逃げようとせずひたすら耐えだしたのです。もちろん1回目の電気ショックでベルトに縛られていなかったもう一方のグループはすぐに柵を飛び越えて逃げたのは言うまでもありませんね。




一見するとどちらのグループの犬も柵を軽くジャンプして逃げるだろうと思いますが、実験結果は、1回目の電気ショックでベルトで固定された犬は逃げずに耐え続けたのです。




なぜこのようになってしまったのかというと、ベルトに固定された犬のグループは「電気ショックは逃れられないもの」という学習をしてしまったからなのです。




つまり、自分は電気ショックに対して無力であると学習してしまったために、逃げられる場面におかれたとしても逃げられなくなってしまったのです。脳にそのように刻まれてしまったのですね。




このような状況をセリグマンは『学習性無力感』と名付けました。




そして、このような状況が人間にも当てはまるということを証明したのが、日系心理学者のドナルド・ヒロト氏でした。




彼は騒音を用いて実験を行いました。




片一方のグループは騒音を自分の意志でコントロールできるグループ、もう一方のグループは自分の意志ではどうしようもないタイミングで騒音が止まるグループ、当然、自分の意志で止められない騒音にさらされたグループは学習性無力感に陥りました。




そして2度目の騒音実験が行われました。2度目の実験では、ちょっとしたパズルのようなものが準備され、それを解くと騒音が止まるという仕組みになっていました。




1回目の実験で、自分の意志で騒音を止めることが出来たグループは、一生懸命がんばってパズルを解きだしたのに対して、自分の意志で止めることのできない騒音にさらされたグループはパズルを解くことをすぐにあきらめ、耐えだしたのです。




この実験などから人間にも学習性無力感があることが証明されました。




確かに精神福祉の世界に身を置いていると、学習性無力感に陥ってしまっている方は非常に多いと思います。障害ゆえに失敗経験や挫折経験がとても多いので仕方のないことだと思います。努力を重ねて大きな結果につなげるというイメージが湧きにくいのかもしれません。




自らの意志で就労移行支援に足を踏み入れた方などはある意味でそういった無力感を振り払ってきている、もしくは振り払おうとしている方でもあるので、そういった方々の努力は見ていて感動すら覚えます。




もちろん、幼少の頃から負け知らずでトップ街道をひた走っている方の努力の積み重ねも素晴らしいのですが、度重なる挫折から這い上がってきた人の努力もまた心揺さぶられるものがありますね。




ちなみに、タイなどの象が日常生活に密着している国では、子供の像を小枝などに長時間つないでおくそうです。そうすることによって大人になってから小枝につないでおいても逃げなくなるそうなんです。これも学習性無力感を利用した例ですね。

画像参照:ameblo




今日の記事では「学習性無力感」についてのお話しをしました。






次回の予定は『学習性無力感の危険性と私の体験談』を書かせていただく予定です。






それではまた次の記事でお会いしましょう!






カバー画像:Medium

参考資料:アリストテレス大学【思考力を高める】

 
 
 

2件のコメント

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ゲスト
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