みなさんこんばんは!
2021年も早や3ヶ月が過ぎ、桜も咲きすっかり春になってしまいましたね。
ボーっとしていると1年もあっという間に過ぎてしまう、そんな気がする今日この頃です。
前回のBLOG『【前編】かまちょ』では、
①かまちょ・かまってちゃんとは?
②かまってちゃんの男女の違い
③まとめ
を書いていきました。
※前編でも申し上げましたが、この記事は特定の誰かのことを書いているのではなくて、
「かまちょ」の意味が分からなかったので調べてみたら、何か面白そうだったので記事にしてみた流れです。今回の後編では文字数に余裕があれば私の「かまってちゃん」エピソードでも書いてみようと思います!
それでは後編となる今回は、
①かまってちゃんの心理
②かまってちゃんにはどのように接するのがよいのか?
③わたしのかまってちゃんエピソード
④まとめ
の流れで進めていこうと思います。よろしくお願いします!
1.かまってちゃんの心理
①自分を認めて欲しい(承認欲求を満たしたい)
とにかく自己顕示欲が高いのが特徴です。これは自分を見て欲しい、褒めて欲しいという承認欲求の高さからくるものです。自分で自分の気持ちを満たすことができず、自己肯定感が希薄なので、他人から認められることや褒められることで自分の存在価値を確認したがるのです。
承認欲求が異常に強くなってしまう原因として、幼少期に「愛情不足」だったということがあげられます。家族からの愛情をあまり感じないで育つと、自分に自信がもない大人になってしまう傾向にあります。
(これ、めっちゃ分かりますね~。私の父親は寡黙で会話での表現力が低いので今まで褒められたことはほとんど無いんです。中学に入って初めていい成績をとったときも高校に受かったときも大学に受かったときも何も言われなかったですね。自分を見て欲しい、褒めて欲しい、嬉しいですよね。う~む、これはまさしく私のことですな)
画像参照:動画視聴.com (スラムダンク 陵南高校 福田吉兆)
②相手への依存
かまってちゃんになる原因の1つは、自分に自信がないことです。自分に自信がないので周りに認めてもらいたがるのですが、でもそれは、相手がいないと成り立ちません。
誰かに依存して甘えることで、自分は誰かに必要とされているということを実感できるのですが、そうでないと不安や心配を感じることも。常に自分の存在を受け入れてもらっていると確認したいのです。また、常に誰かと一緒に居ないと不安になる寂しがり屋の人もいます。
(私もひきこもり期は『いのちの電話』と『よりそいホットライン』に依存していましたね。話し相手が誰もいなかったので。辛いときは電話かけまくってました。ほとんど繋がりませんでしたが💦でも結局、毎回いちから状況を説明しないといけなくて面倒なのと『双極性障害』と言って「それはどういうご病気なんですか?」と言われて依存するのをやめました)
画像参照:一般社団法人 日本いのちの電話連盟
③負けず嫌い・目立ちたがり屋
かまってほしいという気持ちは、「常に周りの視線を独り占めしたい」という心理です。裏を返せば、誰よりも目立って優位に立ちたい、誰にも負けたくないという感情があるのです。負けず嫌いなので、自分以外の人に注目がいかないように、目立つような言動や行動をするわけです。そのためかまってちゃんは話を盛ったり、ぶりっ子などの振る舞いを見せることが少なくないのです。
(これも自分ですね。負けず嫌いだから勉強もがんばったし、面白いこと言って笑わせようとがんばったり、目立つ格好をしたりしてね。負けたくないとか目立ちたい気持ちなんて誰にでもあるような気がしますけどね!)
画像参照:しらべぇ
2.かまってちゃんにはどう接するのがよい?
かまってちゃんは、かまってもらうことが大好きですから、いつもかまってくれる人を探しています。相手が喜ぶから、関係がぎくしゃくするのを避けたいからといって、恋人や友人、職場の同僚であっても過度にかまってあげるのはおすすめできません。かまってちゃんは、かまってもらえる人だと分かると、その人にどんどん依存していきます。
そして四六時中、SNSなどのチャットや電話に付き合わされ、自慢話や不幸話や悩みごとなどを聞かされるかもしれません。関係を悪化することなく、適度な距離感を保ちながらの接し方をご紹介します。
①はっきりと伝えてあげよう!!!
自信がないから認めてほしい、不安だからいつも連絡を取り合いたいなど、休む暇もなく承認を求められる状態であれば良い関係を築くのは難しいでしょう。もし、かまってちゃんがあなたの恋人や友人であれば、しっかり指摘してあげるのが相手の『自立』にとっても最良の策と言えるでしょう。
相手をかわいそうだとか、メンタルが弱いから見守ってあげなきゃ、などと思ってそのままにしているとエスカレートすることもあります。これではお互いに『LOSE-LOSE』の関係になってしまいかねません。相手は自立の機会を失い、貴方は時間とメンタルを削られてしまうでしょう。
もちろん完全に無視はやめた方がいいですが、例えば、夜に頻繁にかかってくる電話がストレスなのであれば『21:00以降は寝る準備に入るから電話はごめんね』とか、『電話は苦手だから出来るだけLINEでお願いします』とか、ちゃんと伝えれば大体は分かってくれます。それで離れていくのであれば本当の友人ではなかったと思えばいいんです。
(※ 『電話が苦手なので出来るだけLINEで!』は私がよく使うフレーズです。軽度の吃音があるので電話に苦手意識があるんですよね)
②適度な距離を保ちながら付き合おう!!!
かまってちゃんに優しさを持って接し続けていると「何でも聞いてもらえる」「いつでも相手をしてもらえる」と勘違いされてしまいます。献身的に関わったとしても、自尊心を満たす話や行動に振り回されて貴方自身が疲弊してしまう恐れがあります。
きちんと伝えた上でも、かまってほしいアピールをされる時は、SNSでも反応しない、電話に出ないなど、少し距離を取ることが大切です。必要最低限の関わりだけにとどめておくようにしましょう。貴方自身が潰れてしまわないためにも仕方ありません。特に社会に出ると、比較的余裕のあった学生時代に比べて疲労も溜まりますし、時間的な余裕もあまりなくなりますしね。一人で抱え込むのは危険です。
③完全無視はNG!!! バカにするのは絶対にダメ!!!
どんなにウザいと感じても、かまってちゃんを無視したり、バカにしたりするのは人としてNGです。そのように対応されると人によっては攻撃的になってしまう可能性もあるので注意が必要です。あなたがストレスに感じてしまうほど『かまってっちゃん状態』になっている方は、何か大きな問題を抱えている場合も多く、素人では対応しきれない場合もあります。誰か専門の方に相談した方がいいと促すなどの対応をした方がいい場合もあります。
3.まとめ
ということで、かまってちゃんの心理や対処方法をつらつらと書いてきましたが、何となくほとんど私の特徴を指摘されたようなものですね!
というか、かまってちゃんは誰でもなりうるものなのかなとも思えます。
SNSで「いいね!」もらったり、みんなに褒められたり誰かの役に立ったり、いい意味で目立ちたいと思う心は健全な人間の心ですよね。褒められたら嬉しいですよね。
特にメンタルが弱っている時などは自己肯定感も下がっているので、誰かに話を聞いてもらいたい欲求などは誰でも高まります。そんな時に誰かに『大丈夫ですか?なんか調子悪そうですよ』なんて言われたら、『ちゃんと見ててくれてるんだ・・・』と嬉しく思うのは当然のことだと思うのです。髪を切ってすぐに気が付いてもらえたら嬉しいのと似てるのかもしれません。(自分から切ったとは言いにくいですしね)
それが少しずつエスカレートしていくと、調子が悪いときには誰かに声をかけてもらいたい気持ちが高ぶって、もっと分かりやすいアピールをするようになってしまうのだと思います。これもある程度は自然なことだとも思います。
しかし、そのように毎回毎回アピールをしていると相手の気持ちも少しずつ下がっていくかもしれませんね。相手も『また…?』と、毎度毎度対応するのに疲れてきてしまうでしょう。
そこで、自分はかまってちゃんと思う『ここの僕とそこのあなた』は、もしも、高校を卒業して大人な年齢になっているのであれば、誰かに声をかけられる前に『誰かに相談する力』を身につけていきましょう。そのためには、『まずは信頼して話せる人』を何人か見つけておく、それが大事です!
人生はいいことばかりではありません。辛い時期も必ずあるでしょう。そんな時にはついついかまってちゃん状態になってしまうことは十分あり得ます。私もあなたも健常者も、明日は我が身です。なので、かまってちゃんには適切な対応をして『誰かに察してもらうようにアピールするよりも自分から信頼できる人に相談する』ように促しましょう。
赤ちゃんはしゃべれないので泣いてアピールするしか方法がありません。
私たち大人は赤ちゃんのように感情や態度で気持ちをアピールするよりも、言葉できちんと説明できるようになる必要があります。
要はバランスが大切なんですね。でも、たまにはかまってちゃんになってもいいと思うんです。たまになら逆に可愛いと思います(個人的にはですがね)。でも毎回だとまわりにストレスを与えてしまうかもしれません。
何事もバランスが大事!!!
難しいかもしれませんががんばりましょう!
私もがんばります!
それではまた次の記事でお会いしましょう!!!
ここまでスクロールしてくださったあなた、
ありがとうございます。
私のかまってちゃんエピソードを話忘れていましたね。
私の黒歴史、かまってちゃんエピソード
思い起こせば中学3年生の頃でしたか、私の双極性障害の波は次第に大きくなっていました。学校を休むまでは悪化していなかったのですが、とてもしんどかったのだけは憶えています。
当然その頃は自分は病気だとはまったく思っていなかったので、完全に気合が入っていないだけなのかと思っていました。周りが高校受験の勉強を始めだしたころ、私はいまだに「気合」が入らず勉強ができませんでした。
病気だなんて思ってもいなかったので、誰かに相談するとかそういう発想はまったくなかったのです。
ただただ机に突っ伏してはため息をついていた。
そんな時に私の担任(新任で入ってきた若い先生)が歩み寄ってきて、『○○~、何か悩みでもあんのか~??』
と言ってくれたのです。
そしてその先生と授業が終わった16時くらいから学校が閉まる20時近くまで話をしたと思います。今から考えれば先生もさぞかし疲れたことと思います。職員室で怒られていたかもしれません。
でも私は確実に救われました。
今まで誰にも心のうちの謎のモヤモヤを話したことがなかったので、霧が晴れたように一気に楽になれました。
そこまでだったら良かったんです。
当時の私は先生の優しさに依存してしまったんですね・・・
何かちょっとでも辛いことがあると大げさに悩んでる雰囲気を意図的に醸し出してしまいました。先生が来てくれることを期待して。
そして先生は来てくれました。
完全に『かまってちゃん』ですよね。
幸いなことに私は先生のおかげで気分のモヤモヤ(鬱期)を抜けることができて、その後は受験勉強に集中できるようになったので、先生に長時間話を聞いてもらうことはなくなりましたが、あのままずっとそんなことを続けていたら先生も疲れてしまっていたかもしれませんね。
話を聞いてもらったのは3回くらいでしたかね?
毎回学校が閉まるくらいまで話聞いてもらいました。
先生にはかなりの時間と労力を使わせてしまって今から考えると本当に申し訳なかったなと思いますね。でも当時の私は救われたんですけどね。
今の私が当時の私にアドバイスするとすれば、
『辛いときは自分から相談に行きな』
『先生、ちょっと話聞いてほしいんですけど時間少し大丈夫ですか?』
❝つらそうな雰囲気だしてれば誰かが心配して声かけてくれるって考えだと、
いつまでたっても精神的に自立できないぞ❞
あの頃の15歳の私は今の私の言葉を理解してくれるかな
それではまた次の記事でお会いできるのを楽しみにしております!
参考資料:oggi.jp
Comentarios