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GEO 障がい者雇用 就労セミナー 【前半】

更新日:2021年3月26日

みなさんこんばんは!!




今日の福島県は雲ひとつない快晴で、日中は20℃近くまで上がり小春日和でした。




さて、本日3月24日㈬は、特例子会社(株)ゲオビジネスサポートの鴫原様による、





∼第2回 200名の障がい者が活き活きと働き続ける仕組み∼





を主題にしたご講演が、ここ凸ゼミ福島と(株)ゲオビジネスサポート鴫原様とをZOOMでつないでオンラインでおこなわれました。前回が大好評だったということで、今回2回目のご講演の運びとなりました。




初めに、先に述べた特例子会社の説明を簡単にしたいと思います。分かる方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。

特例子会社とは、障害のある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社のことです。一般的な企業と比べると、障害や特性に対するサポート環境が整っているところが多く、比較的障害の程度に関係なく働くことが可能です。



東京などの大都市には、従業員の数が数千、数万人にもなる大企業がたくさんあります。そういった会社は、障害者の法定雇用率(2021年4月から2.3%)を満たすために何十、何百人の障害者を雇う義務があるのですが、ひとりひとり全く異なる症状を持つ何十、何百人もの障害者を普通に雇って、適材適所で配置していくのはとても大変なことですね。



そんな時にとても便利なのが特例子会社です。特例子会社に障害者を集めて、本社や関連会社の障害者に適した仕事を特例子会社に集めて、彼らに任せればよいのです。



 

今回のご講演は、愛知県名古屋市に本社をかまえる(株)ゲオホールディングスの特例子会社、「(株)ゲオビジネスサポート」の企業在籍型職場適応援助者、鴫原さんのお話になります。


今回は、


①ストアコーディネーターとは

②(株)ゲオビジネスサポートについて ③会社設立の思い



ストアコーディネーター(SC)


現在、鴫原さんはゲオビジネスサポートの東北地区ストアコーディネーターをされています。ストアコーディネーターとは障害者が職場定着できるようにさまざまな工夫やアドバイスをされるお仕事です。




かつてストアコーディネーター制度がなかった時代には、各店舗の支援体制が不十分だったため、各店長がそれにあたる任務を兼任しなければならず、職場定着率もなかなか上がりませんでした。そのような状況下でストアコーディネーター制度が誕生しました。




ストアコーディネーターは、本人をよく見て課題を明確にして、配慮が必要な点と不必要な点を洗い出します。そして、店舗スタッフの理解促進を計ります。また、各種協力機関と本人と配属店舗の連携の架け橋的な役割も果たす、とても重要なお仕事をしていらっしゃるのです。




(株)ゲオビジネスサポート


(株)ゲオビジネスサポートは2010年に全国から精鋭の店長20数名が集められ、(株)ゲオホールディングスの特例子会社として設立されたそうです。精鋭の店長20数名・・・、ゲオの本気さが垣間見えますね。現在では従業員275名中197名が障害者、定着率は91%、80%の方が障害者手帳を所持しています。




障害の割合は、精神・発達が5割、知的4割、身体1割だそうです。精神・発達の割合が多いのが特徴的ですね。




仕事の内容は主に、商品の加工(DVD,Blu-rayをレンタル用にする)、検品、店舗や事務所の清掃になります。




会社設立の想い


1.障害者とともに成長し、ともに喜びを分かち合う

2.障害者雇用の常識を覆す!!



なんとも力強い意気込みを感じますね!!



ゲオビジネスサポートの特徴をまとめると、

1.精神・発達が5割をしめる

2.障害者全員に支援機関がつく

3.手帳所持者の割合が高い(80%)

4.定着率が高い(91%)



ゲオビジネスサポートが目指しているものをまとめると、

1.個々が活躍できる環境をつくる

2.多様性を認め、企業としてさらに成長する

3.日本の障碍者雇用におけるオピニオンリーダーになる




障害者雇用のオピニオンリーダー、是非ともなっていただきたいものです!!




いや、もうすでになっているのかもしれませんね!!!




 

ここまでが前半の内容でした!




後半の内容は明日のblogで書こうと思います。




それではまた次の記事でお会いしましょう!!


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