
画像参照:https://peer-clinic.com/wrap.html
本日は福島市内の精神科クリニックデイケアで『WRAP』の見学をさせていただきました。
WRAPとは、
W-Wellness=元気
R-Recovery=回復
A-Action=行動
P-Plan=計画
の頭文字をとったもので「元気回復行動プラン」とも呼ばれます。
具体的に言うと、毎日を元気で豊かに生きるために、そして調子を崩す前兆サインへの気づきを高めすぐに対処できるようになるために、さらに実際に調子が悪くなってしまったときにできるだけ早期の回復を促すための行動計画書です。
つまり、自分自身の『トリセツ』のようなものですね。
精神障害者が社会に出て継続して仕事を続けていくために
WRAPは精神的な困難を抱えた人達が健康であり続ける為の知恵や工夫を蓄積して作られたセルフヘルプツール、自分で作る自分のためのリカバリープランです。
自身も精神障害を持つメアリー・エレン・コープランド氏を中心に精神障害を抱えながらも自らで障害をコントロールして幸せに人生を送っている人たちによって作られ、現在、世界中で活用されています。
私自身も以前からとても興味を持っていたプログラムだけにとても楽しみでもあります。
私たちの就労移行支援事業所でも来月からプログラムに取り入れる予定です。
精神障害を抱えながら社会に出て継続して仕事を続けていくためには、Excelやプログラミングのスキルを追求するよりもまず先に自分のメンタルをコントロールするスキルを身につけなければなりませんね!
参考:https://www.welbe.co.jp/job_guide/guide_10.html
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