WRAPについて、問い合わせをいただくことが多いです。
必要とされている方々が多く、ご興味を引いているのだと思います。
必要とされている方々のお役に立てるよう、
ザックリとイメージできるようにまとめます。
お役に立てれば幸いです。
WRAPは
W_wellness R_recovery A_action P_plan
の頭文字をとって、WRAP_ラップを読んでいます。
目的 概要 内容
の順で説明します。
◆目的:幸せな生活を送る = 症状の軽減
本当は○○をやりたかったのに、
疾病/症状/特性/障がい
が理由であきらめなければならない!
そんな方々の力になりたい!
でも
我々は、医師ではありません。医療行為は一切できません。
でも
そんな悔しい想いと戦う方々の力になりたい!
我々の答えの一つが、
WRAPです。
◆概要:自分だけの症状軽減計画を創る&修正する
症状の軽減、コントロールをする方法を見つける がテーマです。
そして、終わりがありません。
延々と修正を重ねていきましょう。
まず、
症状が無い、調子の良い状態でやるコト / やると調子が良くなるコト を書きだします。
次に、
その症状・状態を5段階に分けます。
それら5段階の症状・状態を、より詳細に、より具体的に記録します。
それら5段階の症状・状態に、
症状が無い、調子の良い状態でやるコト / やると調子が良くなるコト
を当てはめていきます。
そして、
生活の上でそれらを実践します。
実践をして、上手くいったのか?
上手くいかなかったのか?を振り返ります。
上手くいかなかったところを修正。
を
繰り返していきます。
◆内容:7つのステップ
①道具箱 ②日常生活管理プラン ③引き金とプラン ④注意サインとプラン
⑤いざプラン ⑥クライシスプラン ⑦クライシス脱出直後のプラン
の7ステップからなります。
凸ゼミでは、①を中心に②~⑤を主に取り組んでいきます。
⑥、⑦については、個々人の必要に合わせます。
ひとつづつ、説明します。
①道具箱
症状が無い、調子の良い状態でやるコト / やると調子が良くなるコト
を、可能な限り多く、書きだしましょう!
②日常生活管理プラン
日常=症状が無い、調子が良い状態
を保つために、できる事はありませんか?
①で書きだした
症状が無い、調子の良い状態でやるコト / やると調子が良くなるコト
を、
日常生活に加えることはできませんか?
加えられるコトはありませんか?
③引き金とプラン
日常=症状が無い、調子が良い状態
から、調子が崩れ始めるキッカケは何ですか?
それを、『引き金』と呼びます。
詳細に書きだしてみましょう。
そして
①で書きだした
症状が無い、調子の良い状態でやるコト / やると調子が良くなるコト
の中から、症状を軽減するためにできる事はありませんか?
当てはめてみましょう!
④注意サインとプラン
『引き金』を見逃してしまった、引き金のプランが有効でなかった場合、
悪化の兆しの状態になるかもしれません。
その状態を『注意サイン』を呼びます。
詳細にその状態を書きだしてみましょう!
そして
①で書きだした
症状が無い、調子の良い状態でやるコト / やると調子が良くなるコト
の中から、症状を軽減するためにできる事はありませんか?
当てはめてみましょう!
⑤いざプラン
注意サインから更に悪化した状態、それを
『いざ』の状態と呼びます。
この場合、
自分で軽減しようとせず、
すみやかに医療機関を受診しましょう。
⑥クライシスプラン
入院などの緊急性の高い医療的措置が必要な状態です。
受けたくない治療
入院したくない病院
など、自分の希望を予め書きだしておきましょう。
⑦クライシス脱出直後のプラン
退院した時、日常に戻るまでにやりたい事、気を付けたい事はありますか?
また、回復するに有効な手段はありますか?
それらを予め、書きだしておきましょう。
概要、大枠をまとめてみました。
精神疾患などがより、行動に制限がかかるコトが本意ではない方は多いと思います。
凸ゼミ福島をご利用される方は、まず全員がWRAPに取り組んでいただきます。
備えることで得られる『安心』、
それ自体が症状の軽減、不安の軽減につながるのではないか?
と考えています。
ご興味ある方は、是非お問い合わせください!
長文をご拝読いただき、誠にありがとうございました。
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