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  • ピアサポーター

SHORT TRIP TO “鬱”【中編】 (610Words)

更新日:2021年10月15日

9月29㈬ 朝、目が覚めたらそこは“鬱”だった




朝6:30、いつもの時間に目が覚めた。




ここまではいつも通り。




しかし今日は休日、すぐに起き上がる必要もなくふたたび眠りの世界へ。




昼くらいまで熟睡。




お腹が減っていることに気づき、何となくキッチンへ。




普段の休みの日といえば、冷凍牛丼を解凍して割としっかり食べるところ。




しかし、お腹は鳴っているのに何も食べる気が起きない。




腹が減っている感覚が薄い。




食べたいと思わない。




半分にカットされた菓子パンを見つけ、それをひとつ10秒で食べて再び布団へ吸い込まれるようにダイビング。




抗えない。





この時点で「自分が今うつ状態にあること」に気が付く




ここ数年は、例えどんなに肉体的に疲れていても昼まで寝続けるということはなかった。




昼まで寝てしまうときというのは、メンタル的が落ち込んでいる時だけ。




さらに、昼を通り越えて、夕方・夜まで寝てしまう場合はそこそこ重症。




9月29日、30日の天気は運悪く快晴、気温は30℃くらいまで上がっていた。




9月の末とは言え福島はまだまだ夏だ。




とにかく寝ていて暑い暑い、汗ダラダタで苦しい。




エアコンをつけると今度は寒い。




ダラダラ汗をかきながら眠っては目を覚まし、眠っては目を覚ましの繰り返し。




眠っている時間はある意味で楽だ。




何も考えなくて済むから。




辛いのは目が覚めているとき。




悲観的な考えの波が次から次へとめどなく押し寄せてくる。





鬱の波に飲み込まれてしまいそうだ・・・




つづく

TO BE CONTINUED


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