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11/3文化の日 ∼挑戦してますか?∼

最終更新: 3月30日

本日は『文化の日』ということで、少しだけファッションの歴史に触れながら、記事を書いてみようと思います。



読者の皆様は『Comme des Garcons(コムデギャルソン)』というファッションブランドをご存知でしょうか?




長年に渡って日本のファッション界をリードし続けている、日本を代表するファッションブランドと言っても過言ではないこのブランド、ファッションに興味は無くても名前くらいは知っている、ロゴは見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。




ではこのブランドのデザイナー『川久保玲さん』はご存知でしょうか?彼女は数十年にも渡って日本を代表するブランドのデザイナーでありながら、メディアへの露出がほとんどないので、もしかしたら知らない方も多いかもしれません。




【川久保玲さん】※ちなにみこの髪型も彼女が浸透させたものだそうです

参考画像:https://blog.gxomens.com/rei-kawakubo-fashion-and-comme-des-garcons/




ではComme des Garconsのデザイナー川久保玲さんとブランドの歴史を簡単に解説してみましょう。




川久保氏は、1942年東京都に生まれ、22歳で慶應義塾大学文学部を卒業後に旭化成の宣伝部に入社しました。3年後の25歳でフリーランスのスタイリストとして独立、1969年、27歳の時にファッションブランドComme des Garconsを立ち上げました。




1982年、2回目のパリコレクション参加時に発表した『黒服、穴の開いた服』は当時のファッション界に大激震を与え、『黒の衝撃』と呼ばれることとなります。




【黒の衝撃】

参考画像:https://www.book-komiyama.co.jp/bookblog/?p=15580&nbid=e5968552bad20fc86d811d89567517a1


【ボロルック】

画像参考:http://combine-art.com/html/blog/ueyama/post/blog.php?post_id=2044



当然ながらこの発表は世界中のファッション界で大論争が巻き起こり、賛成派と否定派の真っ二つに分かれたそうです。




というのも、当時のファッションの常識は『黒=喪服』であり、日常で着用することはタブーとされており、『穴の開いた服=路上生活者』といった極めてマイナスのイメージが当たり前でした。




その後、川久保玲さんに強く影響を受けてデザイナーとなった世界中の若手デザイナー(マルタンマルジェラなど)や有名人(ニルヴァーナのカートコバーン)たちなどによって少しずつ黒服やダメージを施した服が世界中に浸透していき、今ではファッションに欠かせないものとなりました。




ブランド設立以来、川久保さんの理念は、


常に新しいものを世の中に発信し続けること



ブランド理念を体現し日々挑戦をし続け、未だに世界のファッションシーンに大きな影響を与えています。そして、会社設立以来ずっと会社経営も自らが行っています。彼女は「会社経営もデザインである」と語っています。





人間の本能は恒常性(いつも同じであること)を求めます。

冷たい水につかろうがサウナに入ろうが、人間の体温は36℃前後、心臓の脈も一定、朝はだいたい同じ時間に起きて同じ電車に乗り同じ道で会社(学校)に行き、同じイスに座り・・・、と人間は同じことを繰り返すことで効率よく生きるという本能(ホメオスタシスともいう)を作り上げてきました。




これはこれで人類が長い時間をかけて作り上げてきた素晴らしい本能だと思いますが、人間が成長する上で、時にこの勇気を出してホメオスタシスから飛び出す勇気が必要な時もあるでしょう。




例えば就職活動の時、好きな異性に告白するとき、ひきこもりから抜け出す時、何か新しいことを始める時、などなど。




しかし、『ホメオスタシスから抜け出すこと=失敗するリスク・傷つくリスク』が生まれます。失敗するリスク、傷つくかもしれないリスクに打ち勝って初めて新しい次のステージへと行けるのだと思います。そして、失敗しても、傷ついても、すぐまた立ち上がり挑戦する、そんな精神的なしなやかさが大切なのかなと思います。




川久保玲さんのように、常に新しいことに挑戦するのは難しいかもしれませんが、人生のターニングポイントの時だけでも、人間の本能『ホメオスタシス』に立ち向かう勇気を出せれば、人生はいい方向に少しずつ向かっていくのではないでしょうか。



トップ画像:https://tenpomap.blogspot.com/2009/05/blog-post_05.html

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