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障がい受容物語 第二話 (966Words)

双極性障害の診断



中学1年生の頃からずっと感じていた生きづらさの正体がついに判明し、




私はわずかな不安はありつつもとても大きな安心感を得ることができました。




それはなぜか・・・




この頃に読んでいたどの書籍にも、ネット上でも、




『双極性障害は今のところ完治する障がいではありませんが、気分安定薬という薬を飲み続けることによっ日常生活に支障がない程度に抑えることができます




といったことが書かれていました。




また、このようなことも書かれていました。




『リーマス(炭酸リチウム)という薬は双極性障害にとても有効ですが、腎臓に負担がかかりますので、定期的に血液検査でリチウムの血中濃度と腎機能の確認をする必要があります』




一生飲み続けなければならない腎機能低下の恐れがある




この二点に関しては少し動揺しましたが、それ以上に、今までの「大波が繰り返すたびに人生が崩れること」が良くなることを考えるとそれほど重要には思いませんでした。






希望の光




むしろ、これでやっと希望の光が見えてきたように感じました。




それほど炭酸リチウムに大きな希望を抱きました。




実際、大学2年生から飲み始めた炭酸リチウムのおかげで、波は劇的に小さくなり、1年生のときには8単位しか獲得できなかった成績も、




2年生で64単位、3年生で56単位、




なんと2年間でほぼ卒業単位(126単位)を獲得してしまったのです。




2年生から始めた某コーヒーショップでのバイトもほぼほぼ卒業まで続けることができ、

いい思いでもたくさん作ることができました。




「これが健常者のメンタルなのか~!」と感動さえ覚えたものです。




もっと早くに炭酸リチウムに出会っていればあの苦しかった高校・浪人生活もなかったのかもしれないのに・・・とも思いました。




つまり、双極性障害に関しては、診断が出て割と早期に受け入れができていたといえます。




炭酸リチウムを飲むことで波の振れ幅が小さくなった私は、

自らの目標だったことを実現させるため専門学校に進学、




しかも、新聞配達奨学生という恐らくかなりハードな仕事をしながら3年間を通い卒業し、就活はリーマンショック直後という厳しい局面だったにも関わらず、

くじけることなくファッションの世界に進むことが出来たのです。






炭酸リチウムとともに生きる人生に何も疑問を抱いてはいませんでした。






その時はまだ・・・






つづく

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