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遠藤 一歩

コラム:脳について_5/5:ポジティブ脳の創り方2

更新日:8月29日

脳の構造を知ることで、感情コントロールや行動変容が容易になるのではないか?と考えましたので、まとめてみました。

第5弾、最終講です。



ポジティブな言葉や行動を繰り返すことで、落ち込んだ感情を持っている人にも非常に効果的な影響を与えることができるかもしれません。

このアプローチは、

ポジティブ心理学や

認知行動療法(CBT)などの心理療法に通じるとも考えられます。




◆ポジティブな言葉と行動の効果

1. 感情の転換

落ち込んだ感情を持つ人が、ポジティブな言葉を繰り返し聞いたり、自分で言葉に出すことで、ポジティブな感情が徐々に増えます。

偏桃体がポジティブな感情反応を引き起こしやすくなるため、ネガティブな感情の影響を軽減することができます。



2. 自己効力感の向上

ポジティブな言葉や行動が繰り返されることで、自己効力感(自分にはできるという感覚)が向上します。

自己効力感が高まると、困難な状況に対しても前向きに取り組む意欲が湧きやすくなります。



3. ストレスの軽減

ポジティブな言葉や行動は、ストレスホルモンの分泌を抑制する効果があります。

繰り返しポジティブな経験をすることで、ストレス反応が軽減し、心身の健康が向上します。



4. 社会的支援の強化

他者からのポジティブな言葉やサポートを受けることで、社会的つながりが強化されます

社会的支援は、孤独感や不安感の軽減に役立ちます。




◆実践の例

ポジティブな自己対話

毎日、自分に対してポジティブな言葉をかける習慣を持つ。例えば、「今日は頑張った」「自分は価値がある」など。


感謝の日記

毎日、感謝できることを3つ書き留める。この行為はポジティブな視点を強化します。


環境づくり

周囲にポジティブな人々やメッセージを置くことで、自然にポジティブな影響を受ける。


認知行動療法(CBT)

ネガティブな思考パターンを認識し、それをポジティブな思考に置き換える練習をする。




◆まとめ

ポジティブな言葉や行動を繰り返し取り入れることは、

落ち込んだ感情に非常に効果的なアプローチです。

これにより、

感情の転換、自己効力感の向上、ストレスの軽減、社会的支援の強化が期待できると考えられます。


よんでいただき、ありがとうございましたた!

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