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コラム:脳について_4/5:ポジティブ脳の創り方

遠藤 一歩

更新日:2024年8月29日

脳の構造を知ることで、感情コントロールや行動変容が容易になるのではないか?

と考え、まとめてみました。

第4弾です。


◆結論

ポジティブな言葉を繰り返し脳に入れる。他人の言葉でも、自分の言葉でもヨシ!



ポジティブな言葉を繰り返し脳に入れ、ポジティブな意思決定や行動を繰り返すことで、偏桃体がポジティブな感情反応を引き起こしやすくなるということは十分に考えられます。

これには以下のようなメカニズムが関与します。


◆ポジティブな言葉と感情反応の強化

1. 言葉の受容と理解の繰り返し

ポジティブな言葉が繰り返し耳に入ることで、聴覚皮質、ブローカ野、ウェルニッケ野でその意味が何度も解釈されます。


2. 偏桃体の感情反応の強化

繰り返しポジティブな言葉を受け取ることで、偏桃体がその言葉に対する快の感情反応を何度も経験します。

これにより、ポジティブな感情が強化され、偏桃体がポジティブな刺激に対して敏感に反応するようになります。


3. 前頭前皮質の動機づけと意思決定の強化

前頭前皮質は、偏桃体からのポジティブな感情反応を受け取り、ポジティブな動機づけや意思決定を行います。

繰り返されるポジティブな意思決定により、前頭前皮質の働きが強化され、ポジティブな行動を選びやすくなります。


4. 大脳基底核の習慣化

前頭前皮質のポジティブな意思決定が大脳基底核に送られ、ポジティブな行動が実行されます。

繰り返されるポジティブな行動により、大脳基底核がその行動を習慣として自動化します。



◆結果的な効果

感情のポジティブ化

ポジティブな言葉や行動が繰り返されることで、脳全体の反応がポジティブな方向にシフトします。

偏桃体はポジティブな刺激に対して敏感に反応し、ポジティブな感情が強化されやすくなります。


行動のポジティブ化

前頭前皮質の動機づけや意思決定がポジティブな方向に強化されることで、ポジティブな行動を選びやすくなります。

大脳基底核はポジティブな行動を習慣として定着させるため、自然にポジティブな行動を取るようになります。



このように、ポジティブな言葉を繰り返し脳に入れ、ポジティブな意思決定や行動を繰り返すことは、脳の構造や機能に対してポジティブな影響を与え、偏桃体がポジティブな感情反応を引き起こしやすくするだけでなく、全体的なポジティブな習慣形成にもつながると考えられます。


さぁ、あなたは、何をしますか?

 
 
 

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