みなさんこんにちは
ここ福島市も桜のピークを過ぎ、葉桜に少しずつ変わっていっています
今日は『涙』に関する私の思い出を少しお話ししたいと思います
男と女
精神保健福祉分野にある程度の期間たずさわっていると、
「泣くのはほとんどが女性で、男性はほとんど泣かない」
というイメージを持たれている方も多いのかと思います
もちろん男性でも泣く方はたまにいらっしゃいます
でも、女性と比べてみればその差は歴然、圧倒的に女性が多い
なぜでしょう?
調べてみるとひとつの答えがすぐに見えました
女性が泣きやすい理由は、女性が男性よりも支配的に感情を使うから
ティルブルグ大学の臨床心理学者で、「なぜ人間だけが泣くのか:涙の謎を解き明かす」の著者であるヴィンガーホーツによっても証明されているそうです
女性が泣きやすい理由は今回のblogの趣旨とは異なるので深掘りはしませんが、
女性の方が男性よりも泣きやすいのには科学的あるいは生物学的な裏付けがあるようです
私が涙を流したとき
私も多分に漏れず男、滅多なことでは泣きません
最近いつ泣いたか?と聞かれても「分からない」とこたえるでしょう
でも、ごく限られた場面でのみ、とても涙もろくなります
それは、
① メンタルが極めて不安定なとき
② 希望がほとんど感じられなくなったとき
③ ①②のような状況のときに映画やドラマ、漫画、アニメなどの
感動の場面を見たり、その時の自分と重なる歌詞の曲を聴いたとき
こんな状態のときには僕も涙がこぼれてしまいます
東京で働いていたとき、こんなことがありました
吃音症に苦しめられ仕事も私生活も行き詰まり、それに伴い双極性障害もどんどん悪化、
ずっと目指していた服飾の仕事から完全に離れて地元に戻るかどうかの
決断をしようとしていたころのお話し
それは残暑厳しい8月の終わりころ
テレビでは24時間TVが放送されていました
普段は見ないのですが、そのときたまたま出演されていたのが、身体に重い障がいを負われた女性が結婚し、その結婚式のサプライズに新婦の大ファンだった大黒摩季さんが登場して歌を歌う、という演出だったように記憶しています
そのとき歌われた曲の歌詞がそのときの状況とリンクしていて思わず泣いてしまいました
その後、地元福島に帰り、もっとつらい年月が待っているのですが、この曲のネガティブ
ながらも前向きな歌詞と曲調には何度も泣かされ、助けられました
その曲がこちら
https://www.youtube.com/watch?v=rEOclPUiPpM
ここまで読んでいただきありがとうございました
Comments