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松本俊彦先生に学ぶ『自傷・自殺』

更新日:2021年2月25日

みなさんこんばんは!



昨日、一昨日と英文法のお話しで少し退屈さを感じた方も多いかもしれませんね。



英文法からの人生を良い方向へもっていくための手法を書いて見ました。



是非、【後編】の最後だけでも読んでいただけますとちょっとだけいいことが書いてあるかもしれませんよ。





今回のお話しは一転変わってメンタル主体のテーマです。



それも最も重たい話題の一つ、



自傷・自殺



に関してです。



この話題に関して私は専門家ではありませんので、今回は私が尊敬している『松本俊彦先生』の書籍を参照して書いていきたいと思います。

【松本俊彦先生】

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長および薬物依存症治療センター センター長 著書に『自傷行為の理解と援助』『もしも死にたいと言われたら』など著書多数




2019年9月、認定NPO法人地域精神保健福祉機構COMHBOが主催する『全国リカバリーフォーラム2019』で松本先生の講演を聞き感銘を受け初めて先生の存在を知りました。以来依存症や自傷、自殺に関しては先生の書籍を中心に勉強させていただいております。






今回は先生の書籍を参考に、『今、あなたにできることから始めよう』



を皆さんにお伝えしようと思います。



あなた


あなた=自傷を繰り返しているあなた

あなた=死にたい気持ちでいっぱいのあなた

あなた=家族のあなた

あなた=友達から相談されているあなた

あなた=たまたま友達の傷に気づいてしまったあなた




自傷を繰り返しているあなたへ

自傷が自分の気持ちをコントロールする手段となっている場合、「自傷をやめよう」と思うだけではなかなかやめられません。自分を傷つけずにはいられなくなるような気もちとのつきあい方を練習していきましょう。




死にたい気持ちでいっぱいのあなた

自傷の効果は一時的なもの。繰り返すうちに自分を傷つけてもなお、心の苦痛が消えなくなることもあります。今、あなたに必要なのは、誰かに自分の気持ちを伝えてみること。「誰にも頼れない」とあきらめないでください。




家族のあなた

ごく近い関係にあるあなたの適切な対応は、本人の大きな支えになります。でも、ごく近い関係だからこそ、なかなかうまくいかないということも。あなた自身にも支えが必要です。




友達から相談されているあなた

「ときどきリストカットしている」「死にたい」などと心の内を明かされたあなたは「信用できる」と見込まれた人。だからといって気負い過ぎないでください。自分が出来る範囲でのみ関りを持つことが大切です。




たまたま友達の傷に気づいてしまったあなた

「心配だけど聞いたら悪いかな?」などと遠慮せず、「元気?」「疲れているみたいだけど大丈夫?」などと声をかけてみてください。直接傷のことにはふれなくても「あなたのことを気にかけている」というメッセージが伝わればよいのです。





ということで、今回は「自傷・自殺」に関わる本人から周囲の方ができることをざっくりと書かせていただきました。




現実は必ずしも理想通りにいくとは限りませんが、理想を知っているだけでも少なくともいい方向には向かうかもしれません。




今後の記事ではこれらのケースをもう少し具体的に深堀りしていこうと思います。




それではまた次の記事でお会いしましょう。






参考書籍:自傷・自殺のことがわかる本 監修:松本俊彦

画像参照:m3.com

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