最近の私の体調
たまにはピアサポーターらしく? 最近のわたしに体調について書いてみたいと思います。
個人的な体験記ですね。
(※ちなみにわたしの病名は「気分障害(双極性障害Ⅱ型)」です)
結論から申し上げると、最近のわたしの体調は『軽微鬱期』です。
軽度よりも少しよい状態とでもいいましょうか。
わたしの軽微鬱期で顕著に表れる症状は主に『朝の動きが鈍くなる、過眠傾向、食欲増進、
しゃべりの流暢性が低下、吃音が出やすくなる』などが主な症状でしょうか。
その中でも今回は「過眠傾向」に関してお話ししようと思います。
過眠傾向
さて、この「過眠傾向」、なぜ「過眠症」ではなく『傾向』としているかと言うと、
日本大学医学部精神医学講座 主任教授の内山 真先生によると、過眠症とは、
(お急ぎの方は読まなくても大丈夫ですよ!)
“過眠症とは、夜眠っているにもかかわらず、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難になる状態で、主なタイプは下の3つ”
①ナルコレプシー:日中の耐え難い眠気と居眠りが繰り返し生じる。居眠りは長くても30分以内と短く、目覚めたあとは一時的にすっきりする。笑ったり怒ったりすると、突然体の力が入らなくなり、ひどいときにはへたり込んでしまう。寝入りばなに金縛りにあったり、現実と区別がつかないような夢を体験したりする。世界的には1000人から2000人に1人にみられる病気で、10歳代で発症することが多い。
②特発性過眠症:昼間の眠気と居眠りを主症状とする。居眠りは、1時間以上続き、目覚め後はすっきりと覚醒できずに眠気が持続し、リフレッシュ感が乏しい場合が多い。夜間睡眠が10時間以上と著しく長い場合がある。発症は10~20歳代で、有病率はナルコレプシーよりやや少ないと推測されている。
③反復性過眠症:強い眠気を呈する時期(傾眠期)が3日から3週間持続し、自然に回復してまったく症状がなくなるが、その後、不定の間隔で傾眠期が繰り返し出現する。非常にまれな疾患です。初発は、ほとんど10歳代で、女性よりも男性で頻度が高いとされています。
過眠症の原因は、以下の2つと考えられています。
①脳内の覚醒維持機能の異常
②らかの原因で夜間の睡眠障害があるため
参考文献:田辺三菱製薬スイミンネット 監修:日本大学医学部精神医学講座 内山主任教授
そして、上記3つの主な過眠症と私の過眠を比べてみると・・・、
①ナルコレプシー・・・これはまずないですね!でも近い症状はあるかも
②突発性過眠症・・・昼間の眠気と居眠りが主症状、居眠りするほどではないので、これもあてはまりませんね。
③反復性過眠症・・・ これは何か当てはまっているかも!?と思いましたが「非常にまれな疾患」とあるので、多分違うんでしょうね!
そもそも診断出てませんからね 爆
わたしの過眠傾向の特徴と感覚
わたしは13歳くらいから気分の波に気づき、初めて病院(内科)に行ったのが18歳、
過眠傾向には高校2~3年生辺りから気が付いていました。
とにかく当時から「寝ても寝ても寝たりない感覚」で、
ひどいときは高校の授業1~7限まですべて机で寝てました。
単に机に突っ伏していたのではなく、すべて眠ってましたね。
金縛りにもときどき遭って、机から起き上がれなくなることもありました。
先生に「起きろ!」と言われても動けなくて起き上がれないときもありました。
ヤバいですよね・・・
そして過眠傾向のときの感覚は今も変わっていません。あの頃のまま。
身体はまったく疲れていなくても、脳だけはものすごく眠い
とても不思議な感覚。
この感覚は私の語彙では上手く説明できないようです・・・
何度昼寝をしてもちゃんと夜眠れるし、日中も眠れます。
ただ言えることは、過眠傾向が躁鬱の波に合わせてやってくるということですね。
鬱期には必ず過眠傾向になるということですね。
特に、重度の鬱状態となると、躁鬱の薬(気分安定薬)を飲んでいなかった頃は、
一日20時間以上寝っぱなし状態になります。
もちろん躁期は一日の総睡眠時間は5時間くらいになり、眠りも浅くなります。
分かりやすいですね。
そんな過眠傾向にある最近のわたしでした。
The End
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