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対象者は誰?【遠藤 私見】

遠藤 一歩

更新日:2019年7月26日

問い:当事業所の対象者は誰か?

答え:当事業所を必要とする方

この答えを導き出すのに、半年以上要しました。


以前は、

『発達障害者に特化』と、迷いなく答えておりました。


しかし、

自分自身の腹落ちがありませんでした。

『誰もが安心できる環境をつくるのだ!』

『みんなを承認するのだ!』

と自ら掲げた目的・目標に合致しないのです。


2019年7月18日 10:00頃 

自分の間違いに気づきました。


ある支援学校を

私と弊社社員のSさんの二人で訪問させていただきました。


9:57到着 

もうすでに、

進路ご担当のS先生が玄関でお待ちくださっていました。

スリッパも準備されており、

我々を歓迎してくださっているのは明らかです。


S先生をのたたずまいは、優しさオーラ全開。

発せられる言葉は、丁寧で、優しく、誠実。

児童・生徒に対する愛情をもって、熱心にご指導を

されているのが手に取るようにわかります。


やはり来ました。

『うちは知的障害者がメインです。うちの生徒も対象ですか?』


一瞬、答えに詰まりました。


自問しました。

『知的は対象外です、と断るのか?』

『お前は、誰のための事業所を開くのだ?』

『利用者を選り好みするのか?』

『お前は金もうけをしたいのか、支援をしたいのか?』


答えはあっさり見つかりました。

『気に入ってくだされば、喜んで!』


今までの悩みが一気に消えました。


この答えに至るまでに、弊社社員のSさんから

何度も頂いていた質問がありました。


『利用者を選り好みするんですか?』


支援歴が豊富なSさんは、

弊社のビジネスモデルに

ずっと違和感を感じていらっしゃったのでしょう、

盛んに、繰り返し、私に問い続けてくれていました。


でも、

『そういうビジネスモデルなんです。』

と私の耳・心には届いていませんでした。


支援の本質はなにか?

お二人は、身をもって導いてくれました。

感謝してもしきれません。


大きな間違いをするところでした。

『なるべく、小さく、早く、たくさん失敗しろ』


お二人には

感謝してもしきれません。

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