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執筆者の写真幸治 岡﨑

凸ゼミ福島へ、感謝のBLOG


今月を持ちまして凸ゼミを退職することになりました



私ごとで恐縮ですが、わたくし岡﨑幸治は令和5年8月31日付けで凸ゼミ福島を退職させていただく運びとなりました。



今回は凸ゼミ福島代表の遠藤さんとの出会い、そして在職中の

思い出や感謝の気持ちを綴らせていただきたいと思います。




∼縁∼ 凸ゼミ福島代表、遠藤さんとの出会い2019年冬


私と遠藤さんとの出会いは今から

約4年前の2019年の11月もしくは12月、

季節は秋から冬に入り始めた頃でした。


コロナウイルスが蔓延し始めた

2020年3月から約4ヵ月前のお話、

マレーシアで作業所を営んでおられる方々が開催していたイベントに参加したとき。



遠藤さんは主催者側として参加していました。



その頃はまだ凸ゼミ福島のことを全く知らない状態でした。



遠藤さんを初めて見たファーストインプレッションは



いかつい!怖そう!



というものでしたが、会の中での振る舞いや所作を見ているうちに



とても丁寧でかつ腰が低く謙虚な方



と感じるようになりました。



その時はほんのあいさつ程度しか出来なかったのですが、

遠藤さんから2020年の年賀状をいただいき



『挨拶しかしていないのに年賀状を送ってくださり、とてもきめ細やかな方



という印象に変わりました。



第1印象は会って数秒で決まり、その後は変わりにくいとは聞いていましたが、

案外そうでもないんだなと思いました。



2019年から2020年に年が変わり、当時私が通っていた事業所の張り紙で

凸ゼミ福島の『座談会』のお知らせが貼ってあるのを見つけました。

福祉の世界には以前から興味を持っていましたので



これは面白そうだな!よし行ってみよう!



となり、コミュニケーションに苦手意識を持つ友人2人を誘って3人でお伺いしました。



当時は『凸ゼミ福島代表=遠藤』さんという紐づけが出来ていなかったので、

事業所に来てはじめて



あ!マレーシアのときの方!



この遠藤さんとは縁があるのかもしれない



と感じましたね。2020年1月のことでした。



その後、座談会に毎回出席させていただくようになり、

コロナでのオンライン座談会を経て、2020年10月よりこちらで働かせていただくことに。



というのは不思議なもので、待っているだけではやってきません。

利用者の皆様にも自分の興味関心のあることなどには積極的に足を運んで

よい縁を見つけて欲しいですね。

(もちろんご自身の体調を考慮されたうえでですよ)




利用者さんへ


利用者さんに願うのはただ一つ、



『幸せになって欲しい』



この一言に尽きますね。



個人的にですが、幸せには2種類あると思っています。一つ目は、



ドーパミン的な幸せそしてもう一つは、



セロトニン的な幸せ】です!



少し難しい話にはなりますが、ドーパミンとは興奮に関わってくるホルモンで、

例えば『道端で10000円拾った!』とか『推しのライブに行った!』『高いものを衝動買いした!』など例えが合っているかは分かりませんが、快や興奮に関わる幸せホルモン

のひとつです。



ドーパミン的な幸せは比較的すぐに得ることができますが、

そういった幸せはあまり長く続かず、慣れてしまってどんどん強いドーパミンを

求めてしまう傾向があります。得やすいけど失いやすい幸福感



一方でセロトニン的な幸せとは毎日こつこつ努力を重ねて目標を達成したときに得られた自信』や『メンタルが極めて安定した状態が続いているときに得られる安心感』『努力して困難を乗り越えた経験などで、自分自身の努力の積み上げなどから少しずつ養われていく安心感がベースの穏やかな幸せホルモンです。



セロトニン的な幸福感は得るのに少し時間がかかるかもしれませんが、

ちょっとやそっとのことでは動じない幸せです

消えたいなどの気持ちが現れそうなときにも自信や自己肯定感がベースにあるので、

そこまで重症化せずに済むことがあります。



利用者さんには言うまでもなくこの『セロトニン的な幸せ』を掴んで欲しいです。



セロトニン的な幸せを得ると『他人と比較して落ち込む』ことも少なくなります。



困難が立ちはだかっても前向きでがんばっている皆さんであればいつか必ず

その感覚を掴めるようになると確信しています。



普通の人が味わったことのないような苦しく生きづらい人生と向き合ってきた皆さんは、

間違いなく人の苦しみが分かる心と優しさを持っています。



その心と優しさは今後の人生の中でいつか必ず輝く日が来ます。




名越さん、丹治さん、島貫さん


名越さん


私の父親と同い年の名越さん、私にとってはもう一人の父親のような感覚でした。



ダジャレが得意な名越さんのお洒落なダジャレは事業所を和ませていましたね。



日々の努力や向上心は爪の垢を煎じて私の父親に飲ませたいと

思ってしまうほど輝いて見えました。



果たして私自身も年をとったときに名越さんのように輝いていられるのか?

自信はありませんが、名越さんの姿を見てきたのできっとなれると信じています。



丹治さん


私のような小童に対しても決して上から目線になることなく、

もちろん利用者さんに対しても分け隔てなく同等に接っすることができる

その姿は私のお手本でもありました。



もしも小学生に戻ったら丹治さんのような優しくも芯のある先生が

担任だったらなぁと思ってしまいますね。



丹治さんがそこにいるだけで感じられる安心に利用者さんも助けられていると思います。

もちろんそんな丹治さんには他のスタッフも助けられていると思いますよ。



島貫さん


ともにピアサポーター研修を受け同じデイケアに通っており、しかも近い年代で

かつ同じ精神疾患当事者ということもあって、完全にリラックスして話ができる

同僚ができたことがとても嬉しかったですね。



島貫さんは私には無い、いい意味での『考えるよりもまず先に動く、そして考える

タイプの仕事スタイルでとても輝いて見えました。



島貫さんがいるだけ事業所内に明るい雰囲気が生まれる、島貫さんの大きな強みですね。

私の場合は努めてテンションを上げていかないと堅い雰囲気が生まれてしまうので

島貫さんの能力に嫉妬してしまいますね

(もちろん島貫さんも個人的に体調がよくないときなどは多少無理してでも

テンションをあげているとは思いますが)。



ご自身の障がいなど色々つらいことも多いと思いますが、

職場ではそんな様子を微塵も感じさせない、

どんなときも主体的かつ迅速に動き明るい雰囲気を作り出す、

私もそんな支援者になるべく今後もがんばっていきたいと思います。




遠藤さん


遠藤さんのことを語らせていただくとなるとここでは書ききれないほどのたくさんの感謝がありますので、とても大変な作業でございます。



まず、20代で社会に出てしっかり学んでこなかった社会人(仕事人)の心得や

ビジネスマナー・ビジネススキルをガッチリ教えてくださいました。



特に私がそれまであまり意識してこなかった『報連相スキル』に関しては

徹底的に教えていただき、現段階ではまだまだ身についているとは言えませんが、

その重要性は骨身に染み渡っているので、これから先は遠藤さんに指摘していただくことはできませんが、私自身の重要テーマとして精進してまいりたいと思います。



また、ミスをしてしまった際も、決してその場ですぐに教えてくださるのではなく、私自身が自ら考え、気付くまで待っていてくださいました。ときにヒントとなるようなサインを

さり気なく与えてくださり、



何とかその日中に気が付いて報告できる日もあれば、帰りの帰路で気が付いて翌日報告をしたり、気が付くことができずに最終的には教えていただくこともあったり。



そのおかげで自分の仕事に対しての責任というものを実感することができ、

また、自分自身の仕事の進捗をこまめに報告してフィードバックをいただき、大きなズレが生じないように仕事を効率的に進めていくことの大切さを学ばせていただきました。



本来であれば遠藤さんがそういった心配をせずに済むくらい成長したかったのですが、

次のステージにおいても教わったことを忘れることなくしっかり身につけて、

いつか成長した姿を見せられたらいいなと思うところです。



また、遠藤さんから受ける刺激は私にとってとても貴重なものでした。

遠藤さんほどインプットし、かつアウトプットされる方は中々いないと思います。

かつ、ものごとの本質を掴むのがとても早く、しかもそれを皆に理解できるようにと

極めてシンプルに図式化し、誰しもが分かるような表現で伝えてくださる。



私も事の本質を掴むことに関しては多少の自信があったものの、遠藤さんは私が考えた本質よりも3段階も4段階も深く考察されていて、いつも遠藤さんのように深いところでの本質が分かるようになりたいと常々思っておりますが、まだまだ足元にも及びません。



そして行動力と決断の早さ、私は頭で考えたことを行動に移すまでの時間が比較的かかってしまうタイプの人間なので、遠藤さんのように素早く考察し本質を掴みさらにそれを

スピーディーに行動に移し継続する、また、それがあまり有効ではないと感じればこれまた迅速に対応しスピーディーに修正してまた実行に移す、とんでもない速度でPDCAサイクル回転させ、世の中の変化や流れに即座に対応する、



強い者、賢い者が生き残るのではない。変化に対応できるものが生き残るのだ


進化論のダーウィンの言葉を彷彿させるほど、変化に迅速に柔軟に対応していく。



まだまだ遠藤さんの凄いところはたくさんあるんですが、すべてを書き連ねればとんでもない文章量になってしまうのでこれで最後にします。



それは情熱です!!



凸ゼミが目指すべきものに向かって突き進む力強い歩み、私はこの力強い後ろ姿を見ながら働いてきました。本当に頼もしく力強く、かつ柔軟性のある後ろ姿、今後は見られなくなると思うと寂しいです。この後ろ姿に導かれながら日々働いてきました。



これからはその力強い後ろ姿をイメージしながら自分自身の脚力で前に進み、

いつかは自分も後進が私の背中を見てついてきてくれるような人物になりたいと思います。

そして今まで受けてきたたくさんのご恩を少しでも返していけたらと思います。



あまり書き過ぎると逆に怒られてしまうかもしれないので、

この辺りで一旦止めておきます。




遠藤さん、2年と11ヵ月、短い期間ではございましたが、



本当に大変お世話になりました!



そして、ありがとうございました!!

令和5年8月30日㈬ 岡﨑幸治

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