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元日に悪魔が目を覚ます ∼ピアの悲惨な年末年始∼!その③『私が伝えたかったこと』

皆さんこんばんわ。


新人ピアサポーターです。前回は子供たちと遊んであげられなかったショックと、お年玉を渡せなかったショックをもろに受けた私でした、というところでお話しは終わりましたね。


そして今回が最終回となります。


最後に私から伝えたかったことを書きますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。


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1/2日 19:00

弟家族が私が寝込んでいる間にいつの間にか帰ってしまいました・・・


ショック!!!


甥っ子姪っ子にお年玉を渡して喜ぶ顔が見たかったのに~~~!!


しかし帰ってしまったものはしょうがないし、鬱が晴れるわけでもないので、


選択肢は「再び寝る」しかありませんでした。とにかく眠かったのです。


鬱期に入ってしまったら、基本的には睡眠を多くとることが私にとっては一番なのです。


この辺りで、久しぶりにメンタルが比較的大きめに落ちてきていることに気が付きました。


長時間の睡眠は私の信頼度100%の「注意サイン」です。


いや、これはもう『実際に調子が悪くなっているときのサインです。


本来は12/29日からの大掃除がサクサク進まなかった辺りで小さなサインに気が付くべきでしたが、1/2日の19:00辺りになってようやく気が付きました。


1/2日も昼まで寝ていて、甥っ子たちと昼食を食べて少しだけ遊んでまた寝てしまい、そして甥っ子たちが帰ってからもすぐに寝てしまいました。


1/2日 24:00

甥っ子たちが19時に帰ってまた寝てから、24時くらいに目が覚めました。


結局、1/2日は20時間くらい寝ていたことになります。これは私の中では『注意サイン』を通り越して、完全なる『悪くなってきている時のサイン!!

これはしっかり対処しないと悪化・長期化の恐れがある!そして何より、


4日の仕事始めにちゃんと出社するためにもここで悪化を食い止めなければ!! ということで、1/2日の24:00から、1/4日の6:30まで寝つくしました。約30時間30分(もちろんトイレ・食事は最低限とります)寝たおしました。


鬱の時は寝ても寝ても眠れてしまうのです。人間の身体は不思議ですね。


そして、対策が功を奏して1/4日はきちんと出社できたのでありました。


多少の鬱は残っていましたが、きちんと仕事にいけたのでOKです!!

画像参照:grape[グレイプ]



このストーリーで私が皆さんに伝えたかったこと


あくまで私の場合ですが『鬱状態からいち早く抜け出すためにはとりあえず睡眠が最優先。もう寝れない!活動したい!と思えてくるまで寝る(もちろん薬と最低限の食事はとりつつ)』が私にとっての一番の回復方法です。


(他にも太陽の光を浴びる、ウォーキングをする等々それぞれ対処法はあると思いますが、私の場合は何よりまず睡眠が一番です))


ポイントは『脳(メンタル)の疲労』にいち早く気が付くことです。体の疲れは気が付きやすいのですが、脳(メンタル)の疲労に早めに気が付くのは意外と難しく、疲れが極限に達するまで休まず頑張ってしまい、一気に鬱を爆発させてしまう方が多いと感じます。


早い段階で気がついて対策を取れれば、いつもの寝る時間から少し早く寝るだけでも重症化を防げます。


(『注意サイン』や『悪くなってきている時のサイン』などメンタルの不調やその兆しに早めに気が付くための手法に『WRAP(元気回復行動プラン)』というものがあり、凸ゼミ福島でも学ぶことができます。)


今回の私は年末年始休暇ということもあって気が抜けていて、早い段階で気が付くことが出来ずに1/2日、1/3日の2日間はほとんど寝尽くすという結果になり、かつ大掃除も終わらず、何よりも子供たちと遊ぶことが出来ないという最悪の年明けとなってしまいました。


2日間がっつり寝込むのは本当に久しぶりのことでした。たった2日寝込んだだけでも生活リズムや基礎体力はけっこう落ちます。


でも、『2日休むだけで済んだ』『社会生活には支障をきたさなかった』とも考えることができます。日ごろからメンタルの安定に努めていたので2日間という短い時間で回復できたのです。昨年クリニックのデイケアでWRAP(元気回復行動プラン)というものを習い、体調管理に日々努めてきたおかげだと思います。


こういった体調管理法を勉強する前まではこの「脳の悲鳴」にいち早く気が付くことが出来ずに極限まで頑張り過ぎてしまい、1ヶ月~2ヶ月くらい寝込んでしまったことありました。


1~2カ月も穴を空けてしまうと仕事を辞めざるを得なくなってしまったり、信頼を失ったり、人生に大ダメージを負ってしまうことも多々出てきてしまいます。


メンタル疾患を患っている以上、調子が良いときもあれば、悪いときも必ずあるでしょう。そんな時にダメージを最小限に抑える、社会生活には影響を及ぼさない程度に抑えられればとりあえずOKなのではないでしょうか。


日ごろから自己管理に気を配って、身体や脳の疲労にすぐに気づいてすぐに対処できれば、今回のように大きくても1日2日のダメージで済みますし、仕事が休みの日に1日寝込むだけで、仕事には影響を一切与えないことも可能なのです。



そして寝込む際の心構えは『一日中寝ることに罪悪感を感じない』『寝ることで脳の充電をしていると考える』などです。そして『親には調子悪くて回復のために寝ているので一切気を遣わないで欲しいと伝えておく』ですね。


親は昼くらいまで寝ていると『いつまで寝てるの!?』とか『ご飯食べなさい』とか色々言ってくると思うので、長時間寝ているのは上記のような理由があることを伝えておくことが重要です。(私はきちんと伝えているので、私の親はどんなに寝まくっていても何も言ってきません。ああ今調子悪いんだな。寝て回復させているんだなと分かってくれています。)



そしてもう一つ、『辛い時は辛いと言葉に出して伝えましょう』と言うことですね。


今回私は子供たちに遊びをせがまれ、何とかかわしてそっと自室に逃げて仮眠をとろうとしても部屋まで来るので大変でした。しかしきちんと『今ちょっと頭痛いからあとで遊ぼうね』と伝えると、子供たちは素直に『分かった~~』と言って戻っていきました。


子供はもちろんですが、大人でも言葉で伝えないと自分の辛さは伝わりません。死んだ魚のような目をしていかにも調子が悪いような雰囲気を醸し出していれば、心配して誰か親切な人に声をかけてもらえることもあるかもしれませんが、やはり社会に出たら表情や態度に出すのはあまりよくありません。表情や態度で気づいてもらうのではなく「自分の言葉で伝える」のが大人の振舞だと思います。



ということで、今回はあくまでも個人の主観ではありますが


睡眠は大事

心身の疲れに早めに気づいて迅速に適切な対処をできるようになれば、仕事にも支障がでない段階で回復させることも可能

メンタルの調子が悪くて長時間寝込んでしまってもそれは悪いことではない、睡眠で脳を回復させている状態と認識する 罪悪感など1mmも感じずに寝て回復させましょう

不調で丸1日寝ていても、薬と最低限の食事はとりましょう どうしても食欲が出ない場合でもバナナやリンゴなどの果物やヨーグルトなどでもよいので食べましょう

それでも辛い時には臨時で予約を入れてクリニックに行きましょう

辛い時には自分の言葉でしっかり伝えましょう 表情や態度では基本伝わりません



新年早々寝まくってしまった私ですが、まったく罪悪感も後悔もありません!もしもそこでちゃんと寝ていなかったらもっと悪化して仕事に影響が出たかもしれませんし、たった1日、2日寝込むだけで済んだわけですからね。想定の範囲内です!!


強いて言えば、甥っ子たちともっと遊んでやりたかったことと、お年玉を渡せなかったことが後悔ですね~~~~~ 喜ぶ顔が見られなくて残念!!



ということで、今年一年もよろしくお願いいたします!!



元日に悪魔が目を覚ます ∼ピアの悲惨な年末年始∼! ~完~


画像参照:ライフハッカー



※後日ちゃんとお年玉を渡しに行ってきました!!(お年玉袋も手作りしました)


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