皆さんこんばんは!
本日は愛犬のお話しその③を書こうと思ったのですが、もしかしたら気分障害、特に双極性障害の方に役に立つかもしれないことを思い出したので書いてみようと思います。
愛犬のお話しの続きを楽しみにして下さっていた方、明日以降を楽しみにしていてください。
さて、今日のテーマは『軽うつ&軽躁の時にやらない方がいいこと』
これはどの本を読んでもネットを見ても載っていなかったもので、恐らく私独自の考えかもしれませんが、もしも参考になる方が一人でもいればという思いで載せることにしました。
では結論から。
軽鬱&軽躁のときにやらない方がいいこと、それは、
『人と積極的に話す』です!!!
恐らく多くの人は「え?どゆこと?」と思ったかもしれませんし、「なんとなく分かるかも!」と思った方もいると思います。
ではどういうことか説明いたしましょう!
分かりやすい軽躁から。
軽躁のときに人と積極的に話さない方がいい、これは分かる人が多いと思います。
なぜなら、軽躁のときは頭もさえ、気分も良い状態なのでついつい誰かと話したいという気持ちが強くなりますし、その気持ちはめっちゃ分かります。
ただここで注意が必要なのは、ついつい調子にのってしまい、
『不用意な発言・失言』もしやすくなってしまうことです。
私もあまり意識していなかった頃は軽躁で調子に乗って言ってはいけないことをついポロっと言ってしまって場を凍らせてしまったりして、注意されたり空気を読めと言われたこともありした。
でも軽躁のときは喋りたい気持ちを少しおさえて口数を減らすことで失言も減り、空気読めと言われるようなこともなくなりました。
次に軽鬱の時ですね。
軽鬱の時は頭の回転も鈍く、元気がなくなりどちらかというと人と話したくなくなるのが自然だと思います。
そんな時でも、学校や会社、デイケアや就労移行などに行くと仲の良い友達がいて楽しそうに盛り上がっているのを見ると、何となく友達の輪に入らないと疎外感や孤独感を覚えるかもしれません。
そして何とか仲間の輪に入って会話に入ろうとするかもしれません。
ここで注意が必要です。
軽鬱状態のときは頭の回転が鈍くなっていて、更に心の中で思い浮かんだセリフを「これ言おうかな、どうしようかな、言わない方がいいかな」などとあれこれ考えているうちに話が先に進んでいて、思い切って言葉に出した時にはタイミングがずれてしまっていて、場の空気が「え?それ今?さっき話したじゃん・・・」のような空気になることがあります。

私も学生時代(自分が双極性障害と知らなかった頃)は軽鬱のときにこういったことが時々あり、友達に爆笑されたりすることもありました。
軽鬱のときには自分も何か話して会話に混ざりたいという気持ちをおさえて、聞き役に徹する方がよいと思います。
幸い、今は薬と今までの経験や知識のおかげもあり、ついうっかりやタイミングずれずれの発言をしてしまうことは少なくなりましたが、それでもやっぱり会話というものは奥が深いので時々あとで振り返って「あー言わなきゃよかったな」と思うこともありますけどね!
そんな時は認知療法を利用して「失言なんて誰にでもあるししょうがない」とか「過去は変えられないんだから悩むだけ損」みたいな感じで視点を変えてしまいます!
『雄弁は銀、沈黙は金』という言葉はあまり好きではありませんが、メンタルコンディションが悪いときには沈黙が金の場合もあるということですかね。
今回は個人的な経験談でしたが何かの参考になれば幸いです。
それでは!
参考画像:コミュスタ
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