【代表ブログ】怒りの裏に隠れた本音とは?凸式「おてがるふりかえり×ゆるゆるCBT」で起こる認知の再構成
- 遠藤 一歩
- 4月13日
- 読了時間: 4分
こんにちは!
福島市就労支援凸です。
本日のブログも、
代表の遠藤が日々の取り組みを記録したデータからお届けします。
今回は、
福島市就労支援凸が力を入れている
「記憶の定着」と、
独自の「認知行動療法(CBT)」
を取り入れたふりかえりの仕組みについてです。
怒りやイライラに振り回されやすい方、
必見の内容です!
◆「体験×デジタル反復」で記憶を一生モノに
凸では、
詰め込み型の座学やテストではなく、
「体験型学習(ワークショップ)」
をメインにしています。
(実は、パートナー事業所のKaienのプログラムwww)
主体的に調べた知識を文字に書き、
さらに「声に出してみる」という反復行動によって、
短期記憶を長期記憶へと変えるスタイルに設計されています。
また、
他人の意見を聞いて心の動きが伴う
「情動記憶」も、
長期記憶への定着を後押しします。
さらに、
凸では毎日のふりかえりを「おてがる化」しています。
スマートフォンからQRコードを読み込み、
アンケート形式で毎日のふりかえりを入力します。
日々のふりかえりに加え、
週に1回のスタッフとの面談前のふりかえり、
月に1回のワークショップ形式でのふりかえりなど、
何度も反復して出力することで、
確実に記憶に留めさせる仕組みを作っています。
◆認知行動ゼミがもたらす「認知の再構成」の2つの軸
このアンケート形式のふりかえりに加えて、
凸では「認知行動療法(CBT)」の美味しい部分
だけを簡素化して取り出した『認知行動ゼミ』を行っています。
ただのアンケートではなく、
質問に答えていくうちに、
物事の見方(認知の再構成)が少しずつ変わっていくこと
を狙ったトレーニングです。
このゼミには、大きく2つの軸があります。
1. 事実と感情を分ける(相手の立場になる)
出来事に対して、
まずは自分の主観で経緯を書き出します。
次に、
「相手の立場になって同じ出来事をもう一度振り返ってみる」
という工程を踏みます。
別の立場から見ることで、
「自分が事実だと思い込んでいたことが、
実は主観(感情や思い込み)だった」
と気づくことができます。
客観的な事実と主観的な感情を切り離す訓練です。
2. 感情の解像度(粒度)を上げる
2つ目の軸は、
感情の粒度を上げる(鮮明に言葉にする)ことです。
プルチックの感情の輪に基づいて、
自分の感情を細かく分類していきます。
実は、「怒り」は二次感情だと言われています。
「頭にきた!」「イラッとした!」
と感じた時、怒りは、最初に発生している感情は怒りではありません。
本当は「自分の話が伝わらなくて悲しい」
「上手に表現できなかった自分への落ち込み」といった、
悲しみや自分に対する残念な気持ちの裏返しが
怒りに転化していることが多いのです。
怒りという強い感情を別の言葉に分解し、
解像度を上げることで、
自分の心の奥底にある本当の気持ち
と対話ができるようになります。
◆1〜2ヶ月で現れた変化と、「認める」ことの力
このアンケート入力に
一生懸命取り組んでくださった利用者さんに、
約1〜2ヶ月が経過した頃、
言葉や話の内容に明らかな変化(成長)
が見られるようになりました。
遠藤が何気ない会話の中で
「感情のとらえ方が変わってきているね」と、
その変化を『認める』言葉をかけたところ、
利用者さんはご自身の変化に気づいていなかったようで、
照れながらもとても嬉しそうにしていました。
遠藤としては「褒めた」のではなく
事実として「変化を認めた」だけだったのですが、
利用者さんには「褒められた」と受け取られたようです。
過去の傷つき体験が多く
自己評価が低い方は、
他人に否定されるコミュニケーションが
初期設定(デフォルト)になってしまっています。
そのため、
ポジティブに「変化を認めてもらえた」という事実を、
過剰に「褒められた!」と受け取る傾向があるのかもしれません。
その受け取り方もまた、人間らしくて面白い発見でした。
◆おわりに
毎日コツコツと自分に向き合うことで、
自分の内側と対話し、
少しずつ「認知の再構成」が起こっていく。
そんな無理のない自然な仕組みが、
福島市就労支援凸には用意されています。
「いつもイライラして自己嫌悪に陥ってしまう」
「自分の本当の気持ちがわからない」という方は、
凸のワークショップ(体験型学習)
やふりかえりの仕組みを通じて、
一緒に心の解像度を上げてみませんか?
見学やご相談、いつでもお待ちしております!
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