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【代表ブログ】「攻撃された!」という誤解はなぜ起こる?事実と感情を分ける「認知」のお話

  • 遠藤 一歩
  • 7月13日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!

福島市就労支援凸(デコ)の代表、遠藤一歩です。


このブログは、

私が日々の支援や運営の中で感じた

「気づき」を基に言葉にしています。


凸(デコ)では、

毎月のアンケートや常設の目安箱を通して、

利用者さんからのご意見を積極的に吸い上げています。


本日は、そこに時々寄せられる

「あるご意見」から、私たちが直面している

「認知」というテーマについてお話ししたいと思います。



◆「攻撃された」というご意見の裏にあるもの


目安箱に時々、

「スタッフから攻撃された」という

ご意見が寄せられることがあります。


私が施設管理者としての立場を一度置き、

冷静に「事実」だけを確認すると、

スタッフは決して攻撃はしていません。


しかし、

利用者さんは確かに

「攻撃された」と感じていらっしゃるのです。


なぜ、このようなすれ違いが

起きるのでしょうか。


それは、言葉の受け取り方における

「認知のズレ」や

「前提の誤解」が原因です。



◆「リンゴ」で考える、認知のズレのメカニズム


分かりやすくするために、

リンゴで例えてみましょう。


ある利用者さんがリンゴを1個持っていて、

スタッフが「リンゴを1個持っているんですね」

と事実を伝えたとします。


しかし、

本当はリンゴが2個欲しかった利用者さんには、これが

「リンゴを1個しか持っていないんですね」

という嫌味(攻撃)に聞こえてしまうことがあります。


また、別のケースでは、

スタッフが持っているリンゴに対して、利用者さんが勝手に

「私がリンゴを好きなのを知っているのだから、私にくれるはずだ」

と期待を抱いてしまうことがあります。


そして、スタッフがリンゴをくれなかった場合、

「なんで私にくれないんだ!」と

怒りや攻撃されたという感情に変わってしまうのです。


このように、

自分と他人の境界線がうまく引けていなかったり、

勝手な期待(前提)を持っていたりすると、

「事実」と「感情」がごちゃごちゃになり、

人間関係のトラブルに発展してしまいます。



◆「事実と感情を分ける」ことの難しさ


こうした生きづらさを解消するために一番効果的なのは、

「事実と感情を切り分ける」トレーニングです。


私たちも、認知行動療法をベースにした

「認知の歪みを小さくするワーク」

などを提供しているのですが、これがなかなか難しいのが現状です。


相手の立場になって俯瞰して見るという作業は、

非常に脳に負荷がかかります。


疲れてしまって「やりたくない」となるお気持ちも、

痛いほどよく分かります。


そして実は、この

「事実と感情が混ざってしまう」という現象は、

利用者さんだけでなく、

支援するスタッフの側にも起こり得ることなのです。



◆クリティカルシンキングと「認知行動ゼミ」への挑戦


だからこそ、物事を評価する立場にある人間は、

一つの視点だけでなく、

別の視点からも確認する「クリティカルシンキング(批判的思考)」

を持ち、事実と感情を絶対に分けて考えなければなりません。


今後は、利用者さんはもちろん、

スタッフの育成も含めて、

月に1回程度の「認知行動ゼミ」のようなものを開催できないか

と作戦を練っています。


脳に負荷がかかりすぎない、もっと簡単な仕組みを模索中です。


「事実」を正しく捉える練習をして、

少しずつ生きづらさを手放していく。


凸(デコ)はこれからも、

皆さんと一緒に考え、成長し続ける事業所でありたいと思います!



◆ 福島市就労支援凸(デコ)

自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援


[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9



 
 
 

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