【代表ブログ】「快楽原則」と「現実原則」の摩擦。凸(デコ)が模擬職場と週次面談にこだわる理由
- 遠藤 一歩
- 7月12日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
福島市就労支援凸(デコ)の代表、
遠藤一歩です。
このブログは、私が日々の支援や運営の中で感じた
「気づき」を基に言葉にしています。
本日は、少し心理学的な切り口から、
人が社会で感じる「生きづらさの正体」と、
凸(デコ)が提供している支援の合理性についてお話ししたいと思います。
◆「快楽原則」と「現実原則」とは?
心理学には
「快楽原則」と
「現実原則」という考え方があります。
「快楽原則」とは、赤ちゃんのように
「今すぐ自分の欲求を満たしたい」
「苦痛を避けたい」という
本能的・動物的な欲求のことです。
一方で
「現実原則」とは、
「今は我慢した方がいいな」
「より良い安全な方法はなんだろう」と、
現実に即して判断する能力のことです。
これは生まれつき備わっているものではなく、
家族、学校、そして社会という集団の中で
人と関わることで、
後天的に育まれ成熟していくものです。
◆生きづらさは「現実原則」が育ちにくい環境から生まれる
しかし、
発達障害や精神疾患など何らかの理由によって、
連続的な社会との関わりが少なかったり、
傷つき体験によって刺激の受け取り方が偏ってしまったり
すると、
この「現実原則」が十分に育たないまま
大人になることがあります。
凸(デコ)に来られる方も、こうした背景から
「現実を上手に消化し、折り合いをつけること」
が難しく、生きづらさを感じているケース
が多く見受けられます。
脳の特性などにより極端に偏った見方をしてしまい、
自分の欲求(快楽原則)と現実社会がぶつかり合って、
大きな摩擦(ストレス)が生じてしまうのです。
服薬などの医療的なアプローチが必要な場合もありますが、
副作用で今までできていたことができなくなるなど、
二重・三重の板挟みで苦しんでいる方も少なくありません。
◆模擬職場(練習試合)と週次面談で「現実」と折り合う
では、その摩擦をどう処理していけばいいのか。
それこそが、凸(デコ)が提供している支援のコア(核心)です。
まず、仕事における現実との接し方を学ぶために、
デコでは「模擬職場(仮想オフィス)」での訓練を行っています。
実際の社会(公式戦)に出る前に、
凸で「練習試合」を圧倒的な質と量で経験してもらい、
「上手に仕事をする」ための修正を行っていきます。
そして、
仕事以外の現実における摩擦や見方の偏りを修正していく場が、
毎週1人25分ずつ行っている「作戦会議(キャリアカウンセリング)」です。
他人が無理やり修正するのではなく、
本人が対話を通して「一つ一つ納得しながら修正していく」こと
が重要だからこそ、
毎週丁寧に時間を取って伴走しています。
◆時間をかけて、一緒に伴走します
現実社会との摩擦をうまく処理できるようになるには、
どうしても時間がかかります。
しかし、焦らずに「練習試合」と「作戦会議」を重ねることで、
必ず自分なりの折り合いのつけ方が見つかっていきます。
就労定着支援においても、
私たちはこの「伴走」を続けています。
「社会との摩擦でいつも傷ついてしまう」
「自分一人では現実とうまく折り合いがつけられない」
そんな方は、
ぜひ福島市就労支援凸(デコ)にご相談ください。
私たちが、あなたが社会で生きやすくなるための
「練習試合」と「作戦会議」の相手になります!
◆ 福島市就労支援凸(デコ)
自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・就労定着支援
[見学・相談のお申し込みはこちら] https://forms.gle/GavsQwRRMJjKHFWZ9


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