みなさんこんばんは!
今日は「西川貴教さんから学ぶお仕事シリーズ第4回」のはずでしたが、
ちょっと気分転換に別のお話をしようと思います。
テーマは『自分のキャラクター』についてです!!!
100%持論全開、一切何も調べずに書いています!
(※ガレノスの気質4分類だけ調べました💦すいません!)
ではまず初めに『キャラクター』を辞書で調べてみましょう。
1.性格もしくは人格
2.小説や映画の登場人物
3.文字
どうやら今回の記事での「キャラクター」は【1.性格】のようですね。
※Oxford Languages より
では『性格』とはどういう定義なのでしょうか??
※参考:こころの探検
【性格】
性格とは、気質と身につけた習慣と行動によって成り立っています。生物的な気質と、環境などから学んだものの両方を含んでいるということです。性格はただ単に遺伝によって作り出されたものでは無くその人を取り巻く環境が影響を与えて作りだされたものでもあります。
さて、みなさんは『自分の性格を教えて下さい』と聞かれたら即答できますか??
簡単そうで難しいこの質問、自分でしたら・・・
①真面目
②努力家
③臆病
④心配性
⑤集中力が続かない
あたりを答えるでしょうかね~
ちなみにこの私は『職場での私』の性格を書いて見たのです。
これを読んで、
「え!?じゃ他の場所では違う顔してんの?!」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
正解!!
その通りです!!
家での私はそりゃーだらしないですし、部屋の掃除も滅多にしませんし(今年から毎週日曜日に掃除してますが)、チョコばっかり食べますし、ネットばかりダラダラ見てますし、「朝は太陽の光を浴びて最低でも一回は外の空気を吸いましょう」と人にアドバイスしてるくせに自分は家にこもって一歩も外に出ない、
まさにダメ人間にチェンジですね!!!
小中学校の同級生に会えば、ボケまくって笑いをがんがん取りにいくキャラクターになります。親友がツッコミ上手なので自然とボケが思いつくんですよね。面白い人メインのキャラクターになりますね。
大学の友達と会うときはファッションや芸術で強く結びついている友達が多いので、面白いキャラはあまり出ずに自分の中の芸術家の部分が強く出ますね。
新しく入った会社であれば、最初は基本的には大人しくしているかもしれませんが、だんだん先輩社員と仲良くなったり後輩が出来たりすれば自分の面白い部分やしっかり自己主張する自分も出てくるでしょう。
ボケが上手な人と一緒にいればツッコミする側に自然となりますし、自分が経験年数が長いもしくは自分が一番年長のグループにいればリーダーシップをとるでしょう。逆の場合もまた成り立ちます。
そして姪っ子ちゃんにはデレデレ、イヌの前ではモフモフです!!
みなさんもうお分かりですね!!
自分のキャラというものは『誰といるか、どんなグループにいるか、どんな状況にいるか、今までの経験』などで変わるんですよ、ほとんどの人が自然に。(フワちゃんは謎・・・)
入ったばかりの会社でいきなりしゃしゃり出れば「何こいつ?!」ってなりますが、時間が経って慣れてきてその会社の雰囲気とかが分かってくればその会社の空気に丁度いい自分が自然と出てくるでしょう。
そうなると、
本当の自分の性格って何??
誰といるときの性格が本当の自分???
それとも一人でいるときの自分が本当の自分の性格????
っていう疑問が生まれてくるのは当然の流れですよね。
その答えは・・・・・、
『全部本当の貴方です!!!』
と私は考えます。
一人でいる時のぐーたらな貴方も、会社にいる時の真面目で頑張り過ぎちゃう貴方も、幼馴染の友達といる時のちょっぴり天然な貴方も、周りが年下だけの時はリーダーシップとっちゃう貴方も、親戚の集まりの時の貴方も、全部本当の貴方!!
そう、性格というのはどんな人と会っても変わらない絶対的なものではなく、相手によって少しずつ変わる相対的なものなのです。
もしも貴方が一人で無人島で育ったとしましょう。
そして例えば、高い木に軽やかに登ってヤシの実を取ったとしましょう。そしてこう思うでしょうか?
『私って木登りの天才だな!』
思いませんよね。
なぜか。
それは自分以外の人間が木に登る姿を見たことが無いからです。
100mを7秒で走る脚力があるとする、
『俺ってめちゃくちゃ足速いよな!!』
と思うでしょうか?
思いませんよね。
他の人の足の速さが全く分からないから。
このように、社会を形成して生きている人間は極めて相対的な生き物なので、他の人間と比較することで自分の位置を確認しているのです。
中学でトップだった成績の人が、トップ校に進学したら下位の成績になってしまった。中学ではトップの優等生、高校では劣等生になります。自分がいる場所によって変わるのです。
先にも述べたように、性格も誰といるか・どこにいるか・どんな状況か、どんな経験をしてきたか、など様々な状況で変化するし、それは悪いことではない、むしろ当たり前のことなのです。
でもここまできても、まだ何となく腑に落ちない方もいらっしゃると思います。私もまだ腑に落ちた感じがしません。
穏やかさとか怒りっぽさとか誰といても一人でいても変わらない部分ってありますよね?
そういう部分を『気質』と言います。
【気質】
気質は基本的な性格の一部で、遺伝子が深く関わっています。よって、性格の生物学的、本能的な部分として扱われています。実際、性格の中でも最初に現れる部分です。遺伝子が関わっており、遺伝する特徴なので、気質を修正したり、操ったり、変えるのは困難です。
簡単に表せば上の図のような感じ。
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ちなみに余談ですが、ローマ帝国時代のギリシャの医学者ガレノスは、医学の父ヒポクラテスの理論を元に気質によって人を4つのグループに分けたそうです。
かんしゃく持ち(黄胆汁):熱中的でエネルギーに溢れ、起こりやすい人
憂鬱(黒胆汁):傷つきやすく、悲しくなりやすい人。芸術的な感受性がある人
冷静(粘液):冷たく合理的な人
楽観的(血液):幸せで楽観的。他人に愛情表現ができて、自身にも満足している人
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兄弟でぜんぜん性格は違うけど、気質的には似てるってありますよね。
私の兄弟も下に2人いますがそれぞれかなり違う性格ですが、気質はそっくりだと思います。長男・次男・末っ子の立場で育って、長男は長男らしい、次男は次男らしい、末っ子は末っ子らしい性格って感じです。
さて、話を『就職活動』に展開してみましょう。
「あなたの性格を教えて下さい」
「あなたの長所・短所を教えて下さい」
これらの質問は鉄板の質問で高い確率で聞かれますよね。
でも面接準備の際に改めて自分の性格、長所、短所を考えてみて、
「あれ!? 自分の性格ってなんだろう!?」
「2つ、3つしか出てこない・・・」
なんて思う方も多いのではないでしょうか。
そんな時は漠然と考えるのではなく『色んな人と一緒にいる自分・色んな場所にいる自分・色んな状況での自分』を思い出してピックアップしてみると案外たくさん出てくるかもしれません。
それらはすべてあなたの性格なのですから。
そして、そのピックアップした性格、長所・短所の中から、あなたが受ける会社にフィットしそうなものをチョイスし具体例を準備すればよいのです。
さて、今回は人間の性格の話を少しだけ深堀しつつ、最後は就労継続支援らしく就職活動の話でオチをつけてみました。
本当は西川さんの話でいくつもりでしたが、昨日ふと閃いたので本日は予定を変更してお送りいたしました!
それではまた次の記事でお会いしましょう!!
参照:心の探検
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