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『心を病む子供達』3年B組金八先生 第2シーズン 第1,2話【前編】

みなさんこんばんは!




いつも私のつたない文章を読んでいただき誠にありがとうございます。 今回の記事はみなさんもドラマで見たこともあるかもしれません、




『3年B組金八先生 第2シリーズ』から

第1話、第2話のまとめ 【前編】




をさせていただきたいと思います。




ということで、今回の記事の流れは以下の通り



1.3年B組金八先生シリーズとは

2.本日取り扱うのは『金八先生第2シリーズ

3.本日のまとめ





 

1.3年B組金八先生シリーズとは

時代を反映したテーマで社会に問題提起




はじめに少しだけ『3年B組金八先生シリーズ』の説明をしようと思います。




金八先生シリーズは、今から42年前の1979年の第1シリーズから始まり、2007年の第8シーズンまで続いた長寿ドラマシリーズでした。




シリーズごとに時代を反映したテーマを設定し、社会に問題提起をするスタイルのドラマでした。




例えば1979年に放送された第1シリーズのテーマは、


15歳の妊娠』『受験戦争』『非行少年』『青少年の自殺(命の大切さ)




1995年に放送された第4シリーズのテーマは、


いじめ』『学習障害(LD)』『バブル崩壊後の不況』『教師による体罰』『白血病と骨髄バンク




2001年に放送された第6シリーズのテーマは、


性同一性障害』『性的指向(同性愛と異性愛)』『携帯電話と社会問題』『殺人事件(犯罪者と残された家族)


(※上戸彩さんが主演で性同一性障害を演じたシリーズ)




などなど、当時の時代を反映して、かつ非常にデリケートな問題を取り扱っているのが最大の特徴のドラマでした。




2011年には金八先生が定年を迎え、歴代の教え子が集まって卒業式のようなものが行われ、その放送をもって最終回となりました。




このドラマの影響を受けて、実際の学校や家庭も上記テーマのような取り扱いにくい話題に積極的に子供達と向き合うきっかけになったとも言われており、『学園ドラマの金字塔』とも評されています。




 

2.本日取り扱うのは『金八先生第2シリーズ

金八先生第2シリーズと言えば “暴力”




さて、私が今回記事として取り上げたいことなのですが、




1980年放送の第2シリーズ、第1話、第2話です。




加藤&松浦の2人の不良をひきいる第2シリーズは金八先生シリーズの中でも屈指の人気シリーズで、1番好きだとおっしゃる方も多いかもしれません。




最も重きを置いたテーマが『校内暴力・非行』でした。ドラマの舞台である桜中学に荒谷二中の番長『加藤』が転校してきたことにより、学校が暴力に巻き込まれていくというのが主なストーリーでした。『腐ったミカンの方程式』は有名なフレーズですよね。

画像参照:Gramho



どういう意味かと言えば、『新鮮なミカンが詰まったミカン箱に、一つでも腐ったミカンを入れるとその一つのミカンの影響で箱の中のミカンすべてが腐ってしまう』という意味。




加藤が桜中学に来る前の「荒谷二中」がこの腐った『ミカンの方程式』を加藤に適用して、荒谷二中から加藤を追い出したのでした。




平穏な桜中学に荒谷二中の番長『加藤』の転校を受け入れれば、その影響で周りも悪い影響を与えてしまうのではないかと「加藤を受け入れるか否か」で金八と教頭が揉めたのです。金八は『すべての責任は自分が負う』とし、加藤を桜中学に入ることを認めさせたのでした。





第2シリーズの第1話、2話のメインテーマは思春期の精神疾患




そんな『暴力と非行』をメインテーマに扱った全25話ですが、その第1話、第2話では暴力の話は一切出てきませんでした。




第1話、第2話のメインテーマは『心を病む子供達』だったのです。




第2シリーズの放送は1980年、私が生まれる前の作品なのですが、人気シリーズだったからか、定期的に再放送が流されていたのでよく見ていました。




精神科に通う前までは、第1話・第2話の存在はほとんど記憶に残らないものでしたが(どうしても加藤&松浦の存在が大きすぎたので)、精神科に通うようになってある程度知識がついてきた頃に再び再放送で見たときは、




こんなに昔から精神疾患にフューチャーしてるなんて凄いな・・・




と、逆にメインテーマの『暴力』よりも第1話2話の方に目がいくようになりました。




その内容とは・・・



※ここからは私の記憶とWikipediaの知識を借りながら解説していこうと思います。ネタバレが嫌な方はここから先は読まない方がよいかもしれませんね。




それではその内容の方に触れていきましょう!






時は1980年2学期が始まったころ、金八先生が勤務する区立桜中学に金八の地元「福岡」の病院から金八宛に一本の電話が入りました。




地元福岡の病院からの電話ということで、金八は「地元の母親に何かあった!?」と勘違いをして慌てふためきます。




しかし、福岡の病院からの電話は金八の母親のこととはまったく関係がありませんでした。





その電話の内容とは・・・












と思ったのですが、、何と文字数がもうすでに2000文字に💦




このまま続けると2000∼3000文字に収めるのはほぼ不可能!ということで、今回の記事はこの辺でいったん閉じさせていただこうかと思います。




あまり長すぎるとみなさんを疲れさせてしまうかもしれませんからね。




ということで、福岡からの電話の要件は次の記事で書かせていただきます!




それではまた次の記事でお会いできるのを楽しみにしております!!






参考資料:Wikipedia










































編集後記

金八先生シリーズ2は前回第1シリーズの大ヒットを受けて、かなり期待のかかったシリーズだったそうです。メインテーマは当時中学・高校で吹き荒れていた校内暴力と非行。そんな期待のかかったシリーズ2の最初の第1話・第2話で思春期の子供たちの精神疾患を扱っていたということに驚きました。当時は精神疾患に対する偏見も大きく、金八先生のような視聴率30%レベルの番組で扱うには相当な覚悟があったでしょうが今の私が見てもよくできた脚本だなと思います(上から目線ですいません)。そんな伝説級の番組の記事を書けるなんて何となく光栄ですね。


それではまた!(今回は2500文字でした)

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