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TEL 024-572-6310

​よくわかる就労移行支援

​①就労移行支援ってなんだろう?

障がいのある方を支援するための、障害者総合支援法という法律があります。

就労移行支援は、障害者総合支援法に基づく就労支援サービスのひとつです。

一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に就職に必要な知識やスキル向上のための支援をおこないます。

​②移行支援と継続支援の違い

就労移行支援と就労継続支援の違いとは?

就労移行支援と就労継続支援A型・B型はいずれも障がい者の就労を支援するサービスです。しかし、目的や対象、雇用契約、工賃(賃金)の有無などがそれぞれに違いがあります。

就労移行支援:一般企業への就職と職場定着を支援する

就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障がいのある方を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のための支援をおこないます。

 

就労継続支援:働く場を提供する

就労継続支援は、一般企業への就職が困難な方へ働く機会を提供するサービスです。就労継続支援には、対象者や支援内容により就労継続支援A型(雇用型)と就労継続支援B型(非雇用型)の2つの枠組みがあります。

​③何ができるの?

就労移行支援事業所は、学校のように通いながら就職に向けた支援を受けることができる場所です。

個別の支援計画に沿って、他の利用者と一緒に就職に役立つ知識や必要なスキルを学ぶこと、就職の準備をすること、就労支援員に就職や体調に関する相談することなど、必要な支援を受けることができます。

 

◆職業訓練

一般企業等への就職に向けたトレーニングができます

「働きたいのに仕事が見つからない」、「就職して一人暮らしがしたい」等の就職やその先の将来の希望や不安などについてスタッフと相談しながら一般企業等への就職に向け、事業所や企業に通うことで就労に必要な知識・能力の向上を目指します。

提供してご自身に合った職場を探すことができます

 

◆就職支援

就労移行支援では、利用者の得意に合った職場探しを支援します。

利用者に合った業種や職種を探したり、働きやすい職場環境を考えたりするために職場見学や実習を行うことでご自身に合った職場を探すことができます。

 

◆就活支援

就職活動の支援が受けられます

就労移行支援事業所が直接、職業紹介を行うことは制度上できません。そのため、主にハローワークや障害者就業・生活支援センター、障害者職業センター等と連携し、本人にとって最適な職場を見つける支援を行うことが、主な役割となります。

 

◆定着支援

就職後、安定して働き続けるために支援を受けられます

就職後、スタッフと定期的に面談をするなど、職場定着の支援を受けることができます。

 

一般的に就労移行支援事業所は、以下のように構成されてます

 

管理者:スタッフの管理や事業運営の指揮を執ります。就労移行支援事業所の全体管理をおこなっています。

サービス管理責任者:利用する方の個別支援計画の作成や他スタッフへのアドバイスや技術的な指導など、就労移行支援サービスの全般的に関わります。

生活支援員:個別支援計画に基づいた日常生活上の支援をします。

職業支援員:個別計画書に基づいた就労機会の提供や実習先の開拓などをします。

就労支援員:企業での実習の斡旋や就活の支援、就職した後の職場定着支援などをおこないます。

​④どんな人が支援しているの?

​⑤どんな人が利用しているの?

就労移行支援を利用できる方

身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方

65歳未満の方

一般企業へ就職したいと考えている方

 

また、

就労移行支援は障害者手帳の有無に関わらず、医師や自治体の判断などにより、就職に困難が認められる方も利用することができます。

 

凸ゼミ福島では、発達障害、知的・精神障がいをお持ちの方を対象としております。

⑥どのくらい利用できるの?

就労移行支援を利用できる期間は原則2年間です。

この2年間の中で、就職するためのスキルを身につけたり、自分にあった仕事や職場をみつけていきます。ここでは、就労移行支援を2つの利用例を紹介します。

※凸ゼミ福島では、ご本人とスタッフが相談しながら目標に向けて一緒に課題に向き合い就労を目指します。そのため、利用期間も人により様々です。

 

例:半年以内に就職したいAさんの計画

就労移行支援利用期間6ヶ月の場合

Aさんには、就労移行支援の利用から半年後には就労したいという強い希望があります。

就職活動の準備を1ヶ月半でおこない、

その後2ヶ月間の企業実習、就職活動の準備では、特にAさん自身に苦手意識があるストレスコントロールやアンガーコントロールのプログラムを受講して、自己表現や無理のない適切なストレス処理の方法を学びます。

 

例:じっくり適職を見つけたいBさん

就労移行支援利用期間2年の場合

Bさんは「週3日、朝決まった時間に起きて就労移行支援事業所に通う」

という生活リズムを作ることからはじめます。

朝、決まった時間に起きることを目指し、事業所に通います。初めは場所に慣れるために、リラックスしながら、動画視聴やPC練習をひとりで行ったりします。

慣れてきたら、就労スキルやビジネススキルを身につけるプログラムを受講します。

また、自分に最も合う職種や業種を見つけたいという目標に基づいて、

焦ることなく実際の企業で仕事体験をする企業実習にも力を入れ、

様々な仕事を経験します。企業実習に時間をかけ、就職とのミスマッチを防ぎ、無理なく働き続けることを目指します。

 

個々のペースに合わせて、就職・支援を行っていきます。

​⑦利用料金はいくら?

利用にあたり、気になるのはお金の話。利用料金や交通費、工賃(賃金)について紹介します。

 

利用料金はかかりますか?

就労移行支援の自己負担月額は、前年度の世帯所得に応じて変わってきます。世帯収入は本人と配偶者の金額の合計であり、親の収入は換算されません。

一般には、9割以上の方が無料で利用しているといわれています。

交通費は支給されますか?

原則として交通費は自己負担となります。

但し、一部の自治体では一定の基準を満たす方を対象に交通費の助成金を出している場合もあるようです。詳しくはお近くの自治体の行政窓口に確認が必要になります。

 

工賃(賃金)はでますか?

原則として工賃(賃金)の支給はありません。

これは、就労移行支援の目的が利用終了後の一般就労を目的としているためです。

​⑧利用手続き

ここでは、就労移行支援を利用するまでの基本的な流れを紹介します。

お住まいの地域により異なることもありますので、就労移行支援を利用したいと思ったら、最寄りの障害福祉課など市区町村までお問い合わせください。

 

◆利用するまでの流れ

見学体験利用

計画相談

申請

認定調査

サービス等利用計画案提出

受給者証発行

サービス利用

 

◆POINT1 就労移行支援事業所を探す

お住いの市町村役所にある障害福祉課等に相談をすると、通える範囲内にある事業所を紹介してもらうことができるのでおすすめです。WAMNET(ワムネット)などのインターネットを利用して検索することもできます。

 

◆POINT2 就労移行支援事業所の見学に行く

就労支援事業所を探したら、実際に事業所に見学に行きましょう。実際の雰囲気や細かなプログラム内容、他の利用者の様子などWEBサイトだけでは判断しきれないものを実際に見に行くことによって利用後のミスマッチを防ぐための材料になります。

 

◆POINT3 事業所の比較検討を行い、利用先を決める

利用を検討する事業所が複数ある場合には事業所の比較検討をおこないます。その際には見学に行った事業所での印象をもとにしたり、特定の障がいに特化した事業所などもあるため目的に沿って事業所を選んだりするのもいいかもしれません。

 

◆POINT4 障害福祉サービス受給者証を申請する

利用したい就労移行支援事業所や利用時期が決まったら、お住いの行政窓口に就労移行支援を利用したい旨を伝えて、必要書類を用意してから受給者証の申請をおこないます。

 

◆POINT5 利用契約

障害福祉サービス受給者証の発行が行われた後、利用する就労移行支援事業所と利用契約をおこないます。

 

◆POINT6 就労移行支援の利用開始

就労移行支援事業所のスタッフが「個別支援計画」を作成します。支援計画に則りながら、就職を目指してプログラムをおこないます。

 

◆凸ゼミ福島を利用するまでの流れ

 

凸ゼミ福島は、見学や体験利用をおすすめしています。

就労移行支援は初めて利用される方がほとんどです。まずはどんな場所か、どのような雰囲気で、どんなプログラムがおこなわれているのかなど、お気軽にご見学ください。ご家族や関係機関の方も同席いただけます。

⑨就労移行支援は増えている

近年、就労移行支援を利用して就職する方が増えています。

ここでは、就労移行支援というサービスを利用する人数の変化と、就労移行支援事業所数の変化を紹介します。

 

42,000人以上!増える就労移行支援の利用者

就労移行支援のサービス利用者は年々増加の傾向にあります。2017年には利用人数は42,000人を超え、一般的に広く利用されるサービスとなっています。

 

全国3,000以上!意外と身近な就労移行支援事業所

就労移行支援を提供する事業所は、毎年200箇所が開設されています。日常生活の中に溶け込む身近なサービスになってきたと言えます。