幸治 岡﨑

2023年5月26日2 分

『安心できる居場所②』(963word)

1.かつて凶悪犯罪が多発していたニューヨーク市の

治安を大幅に改善させたお話し

もしもあなたが凶悪犯罪が多発していたNY市の市長となったとしたら、

どのようにして凶悪犯罪を減らしますか?

刑罰を強化する警察の人員や権限を増やすなどして取り締まりを強化する、

など色々な方法が考えられると思います。

ルドルフ=ジュリアーニ NY市長

画像参照:https://www.yomiuri.co.jp/world/20210429-OYT1T50160/

1994年から2001年までNY市長に在任していたルドルフ=ジュリアーニ市長は、

NYの凶悪犯罪を減らすためある施策を行い、大幅に犯罪率を減らすことに成功しました。

とても怖い雰囲気のNYの地下鉄

画像:https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-10945805317.html

彼は一体どのようにして大幅減を成し得たのでしょうか?

やはり警察の予算と人員を大幅にアップさせ、警察の力を強化をしたのでしょうか?

2.ブロークンウインドウ理論

何やら難しい言葉が出てきましたね・・・申し訳ございません。。

でもこれ、日本語に訳すとそんなに難しくないんです。

【ブロークン=割れた ウインドウ=の理論

つまり、割れた窓の理論という犯罪心理学の理論なのです。

ではどういう理論なのか、図を見てみましょう!

ブロークンウインドウ理論の図式

画像:https://www.xn--48jvb199rcoqjsbn93h.com/2017/10/blog-post_61.html

とても分かりやすい図ですが、この図の続きを言えば、

軽犯罪が増えるようになると、次第に重大犯罪も増えていく

ということになります。

つまり、悪いことは小さな芽のうちに摘み取りましょうという理論です。

この理論をニューヨーク市全体に適用した市長は、

街の清掃や美化運動を徹底的に行いました。

あちこちにあった壁の落書きを綺麗にし、公共の秩序の維持向上に取り組みました。

それによって微細な犯罪の未然予防や再犯率の低下に繋がりました。

そのような取り組みを続けた結果、最終的には重大犯罪も少なくなっていきました。


さて、今回のお話はここでおしまい

お話はもう少し続きます

最後までよろしくお願いいたします!

凸ゼミ福島 ピアスタッフ:岡﨑幸治

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